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テーマ:ニュース(100227)
カテゴリ:ニュース
イタリア関連で気になるニュースがあったのでそれについて。
イタリアのファッションを支えている、地場産業でもある生地メーカーが、中国から輸入される安い生地に押されて苦境に立っているという。 フィレンツェ近くのプラトという地場の中小繊維メーカーの多い町が紹介されていたが、中国製生地が安値だけでなく品質も向上してきて、有名ブランドでも使われるようになってきて、そのプラトでは繊維工場の倒産廃業する所もでてきて、ここ3年で6000人の失業者がでたとのこと。 中国からの安い製品が入ってきて、国内の地場産業が廃れるというのは日本でも同じ図式が見られる。 イタリア側としても、中国から安くしかも品質も向上した物が入ってくるのは脅威であると同時に、付加価値をつけたファッション製品にしてそれを売り込む先としての中国は巨大な市場でもあり、両刃の剣ともいえる。 アメリカなどがさかんにプッシュしてる中国元の変動相場制への移行が成れば、また事情が変わってくるのだろうか。 そのうちに中国製生地のアルマーニのスーツができたりして・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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