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カテゴリ:障がい者としての生活
国交省が行っている自律移動支援の実証実験に、又モニターとして参加してきました。
愛知万博会場・昨年11月の静岡市に続いて、3回目の参加となる今回は豊田市での実験です。 豊田市というと、あのトヨタの工場のある街で昭和30年代にトヨタが進出してから、「豊田市」と市名を改称した、典型的な企業城下町と言ってよい街です。 我が街の地下鉄駅から相互乗り入れしている名鉄の豊田市駅まで40分余りで到着。「みちナビとよた」という駅前の施設から豊田市役所までの経路を、GPS機能付きの携帯電話を使っての移動実験開始となりました。 担当の人が一緒に回ります 携帯画面に地図・文字情報が示され音声ガイダンスも流れます。しかし車いすをこぎながらでは、携帯を持って画面を見る事は出来ない・液晶が明るい所では全く見えない・文字が小さい等々の問題点がありました。 もう一つ違うタイプの端末もあって携帯より一回り大きいですが、画面上でスタート地点・ゴール地点を設定するとそのルートが示されます。それを最初に見てざっと記憶して動くといったことになりますが、こちらの方が使い易いかなと感じました。 豊田市役所前広場・2人のモニターと夫々の担当者2人計4人で回りました とまぁ そんな事をやってアンケートに答えて帰ってきましたが、実験以前の事として名鉄豊田市駅の改札内・改札外駅構内に車いす用トイレがない。しょうがないなと思って駅前のデパート松坂屋に入ったらここもトイレの位置が分かりにくく、車いす用は2階と8階にしかない(これは店内案内をざっと見ただけなのですが)デパートなら全階とは言いませんが、奇数階か偶数階どちらかにあるとかしてほしいと思うのですが・・・ ということで、国交省さん豊田市さん色々考えて下さってまして有りがたいですが、障がい者といっても色々と千差万別。また高齢者や一般の人たちにとっても分かりやすいシステムと言うとなかなか難しいと思いますが、より良いシステムにしていって欲しいと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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