カテゴリ:「本」の紹介
『俳句劇的添削術』
・井上弘美 ・角川書店 〜ー23 『NHK俳句』選者ですからかおなじみ かと。22/8発行新書判293頁の"大書"。 1 俳句表現の基本からをおさえる〜94頁 2 俳句表現のテクニックを試してみる〜180頁 3 俳句表現の 可能性を探る〜286頁。ま、読みながら自分で「添削』をしてみて、最終型と比較しみるしかない!! 1の基本〜・平明に表現する・「切れ」を設ける・題材を描写する・具体的に描写する・固有名詞を下五に と、28項目、2は・実感を捉える・追悼句は形より真情・・など28項目 3 ・季語に心情を託す・取り合わ せを一物に・立体感を出す 等々35項目、〜さあ、1句めの『原句 水鏡してひとすじの春の雲』〜あなた ならどう添削しますか?「成句」ー白雲のふれてゆきたる芹の水 添削後【白雲のかすめてゆける芹の水】 原句「春愁偽の卵抱く鶴も」成句「春深しあらぬ卵を抱く鶴も 添削後【春深し鶴の抱きたる偽卵】または 【春深く鶴の抱きたる偽卵かな】と・・・はてさて、、、各項目91だけでも、身につけないと・・・ もうひとつやつてみます?〜35項目 心情を詠む〜原句 野火消えて月光闇を尽くさざるー野火消えて心音闇 を打ちにけり ー成句 野火消えて心音闇を撃ちにけりー添削後【心音や野火果てし闇あるばかり】、う〜む (読了 23/2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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