カテゴリ:ブルース
ブルースの話をするのはとっても久しぶりな気がします。
ブルースを聞くたびに思うのは、やっぱおいらの音楽の原点はココだと思うことです。 B・Bキングのルシールにゆだねながら、リズムに身体を揺らすと少々弱った身体に気力が満ちてくるのがわかります。 B・Bキング聴きながら作った詩があります。 こんな感じです。 B・Bキングにささげる 目覚めるとB・B・KINGが「エブリディ・アイ・ハブ・ザ・ブルース」を しゃがり声で歌っていた。 聴くということは時間を食べるということ。 時間は無限だが命あるものにとってはいずれ無となる。 アインシュタインおじさんはE=mc²なんて公式を考え光速度不変を提唱したけど どうあがいても、時間=命はいずれ無に帰する。 ちょっと昔は土に帰したのだけど今はただの灰。 灰は灰であり 魂はどこに行くのだろうか? B・B・KINGが「スリー・オクロック・ブルース」を歌っている。 歌は悲しい時でも、楽しい時でも過去から現在までを飛び越える。 ルシールギターが透明な音を叩きだす。 瞬間聴くものはこぶしを振り上げる。 マグマのような赤。 どろどろだが跡形も残らない赤。 こぶしを振り上げたその先にある赤。 「オーイェィ」 眩しいばかりのライト その先にはこれから始まるショーへの期待と興奮が 静かに魂のぬくもりを発散しながら時間をゆっくりと食べている。 生きているということは時間を食べること。 やがてショーは終わり 人はそれぞれの道を通り家路に着く。 時間とともに誰にも等しく明日がやってくる。 目覚めれば B・B・KINGが「レット・ザ・グッド・タイム・ロール」を歌っている。 「坊や、素敵な時間を使いなよ」とでもいいたげに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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