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テーマ:DVD映画鑑賞(14020)
カテゴリ:DVD
![]() 製作国 アメリカ 公開情報 ムービーアイ=松竹 初公開年月 2005/05/28 ジャンル ドラマ/スポーツ 監督 クリント・イーストウッド 原作 F・X・トゥール 脚本 ポール・ハギス 音楽 クリント・イーストウッド 出演 クリント・イーストウッド 、ヒラリー・スワンク 、 モーガン・フリーマン 、アンソニー・マッキー 、 ジェイ・バルチェル 解説 「許されざる者」「ミスティック・リバー」のクリント・イーストウッドが 監督・主演を務めた衝撃のヒューマン・ドラマ。 厳しいボクシングの世界を題材に、そこに生きる名もなき男女の悲愴な人生模様を綴る。アカデミー賞で作品賞をはじめ主演女優、助演男優、監督賞の計4部門を受賞。 共演は、ともに本作でオスカーを獲得した「ボーイズ・ドント・クライ」の ヒラリー・スワンクと「ショーシャンクの空に」のモーガン・フリーマン。 ロサンジェルスのダウンタウンにある小さなボクシング・ジムを営む 老トレーナー、フランキー。 その指導力に疑いのない彼だったが、選手を大切に育てるあまり、 成功を急ぐ優秀なボクサーは彼のもとを去ってしまう。そんなある日、 31歳になる女性マギーがジムの門を叩き、フランキーに弟子入りを 志願する。13歳の時からウェイトレスで生計を立てるなど不遇の人生を 送ってきた彼女は、唯一誇れるボクシングの才能に最後の望みを託した のだった。 ところが、そんなマギーの必死な思いにも、頑固なフランキーは、 “女性ボクサーは取らない”のひと言ですげなく追い返してしまう。 それでも諦めずジムに通い、ひとり黙々と練習を続けるマギー。 フランキーの唯一の親友スクラップはそんなマギーの素質と根性を見抜き、目をかける。 やがてマギーの執念が勝ち、フランキーはついにトレーナーを引き受けるのだが…。 感想 「クラッシュ」を見て、脚本が素晴らしいと感じたので、 去年アカデミー賞4部門をとった、ポールハギスが脚本の 「ミリオンダラーベイビー」を鑑賞しました ![]() スポーツが好きな私ですが、ボクシングは、見ていて痛痛しい 感じがして、苦手なのとかなり重い作品という事で、公開時 迷った末に見なかった作品でした。 ![]() 「クラッシュ」では、キャストが多かったのですが、 これはクリント、ヒラリー、モーガンの3人でストーリーがほとんど 進められていきます。もちろん、脇役で印象に残る人たちも出ては きますが・・・ 見ていて、時間を長く感じなかったので、やはり脚本がいいのかな とも思いました。 ヒラリーはすごい女優さんですね。本作品で主演女優賞をとったのですが、当然だと思いました。 本当のボクサーに見えてきましたし、時折見せるかわいい表情が また良かったです ![]() モーガンは、もうさすがです!この人が出てくるだけで、 画面が温かく ![]() ハートだけのボクサーの相手をしてあげる、彼を庇う彼の優しい目、 笑顔ががいいですね ![]() そして、モーガンと対照的に描かれてるのが、言葉の少ない、 付き合い下手のクリント演じるフランキーで、この二人は、 ともにある意味人生の敗北者であり、またボクシングの魅力から 逃れられない人生であり、でも性格は真逆で、この対比も物語りに 深みを与えていたと思います。 ラストのほうのタイトルマッチは、迫力あるシーンで、 まるで本当のボクシングを観戦しているようでドキドキハラハラ ![]() ラストは、ものすごい、つらい結末が待っていました。。。 ここが、この作品の好き嫌いが別れるところかもしれませんね。 賛否両論がある映画だというのもわかりました。 私は「ミスティックリバー」は好きな作品なのですが、 ラストについてはどうしようもなく切なく、悲しく、やるせなさ、 憤りさえも感じ、なぜ?という気持ちになりました。 私個人としては、「ミスティックリバー」よりは、救いがあるような ラストだと思いました。 大きな感動はなかったのですが、じわじわくる作品ですね。。 ミスティック~もそうでしたが、あなたならどうしますか?と 問われているような気がしました。 気持ちがしんどい時、つらい時は、見ないほうがいい作品かも しれませんね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.26 23:08:51
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