カテゴリ:テレビ
![]() 2月13日(金)テレビ朝日系 9時~9時54分放送。監督=酒井信行。脚本=前川洋一。 江戸で人々から崇められる住職・正円(平幹二朗)による大仏の建立が決まりました。こう(野際陽子)やふく(中越典子)に付き添って寺にやってきた小五郎(東山紀之)は、2人が正円を前に、見栄を張って大金を寄進するのを見て渋い顔。一方、大仏建立のために導入された商い税に源太(大倉忠義)も反感を隠せません。源太の知り合いの棟方宗兵衛(堤大二郎)をはじめ、大仏建立のために、宮大工棟梁たちが江戸に集められました。 旗本・田上重太郎から大仏建立を一任された材木問屋・松木屋、近辺の住民の立ち退きを始めます。小五郎は立ち退きを断った男が松木屋の連中によって袋叩きになっているのを助けますが、筆頭同心の坂本勘助(宇梶剛士)から、立ち退きの邪魔をするなと厳重注意を受けてしまいます。松木屋が手配したのが粗悪な材木だという事実を知った宗兵衛。ひそかに松木屋から大仏の図面を盗み出すと、仲間の棟梁・佐平(徳井優)に向かって、不正を寺社奉行に訴えると言います。
このシリーズ、現代の世相とマッチする題材がタイミングよく取り上げられています。地上げはバブル時代ですが、増税は身近な問題。いずれ消費税は改悪されるでしょう。100年に一度の大不況。景気回復はいつのことか。手抜き工事も現実問題です。 今回は仕事人5人が平均して出番がありました。ファンにとってはこういう展開が理想でしょう。殺陣も一工夫ありました。東山紀之が複数の標的を切り捨てるのですが、これが実にカッコよかったです。 ラストは相変わらずのダメ亭主ぶり。というより、姑と嫁に頭が上がらない婿殿の悲哀がユーモラスに点描されます。婿殿は女嫌いではないようですが、夜のお勤めには消極的なのでした。が、決してゲイではありません。(希望的観測?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月16日 20時23分54秒
コメント(0) | コメントを書く
[テレビ] カテゴリの最新記事
|
|