1196408 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

不良中年・天国と地獄

不良中年・天国と地獄

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009年02月19日
XML
カテゴリ:テレビ

2月18日(水)テレビ朝日系 9時~9時54分放送。監督=和泉聖治。脚本=古沢良太。

大学時代の恩師・悦子(岸惠子)に呼ばれ、彼女の山荘へとやってきた右京(水谷豊)。借金取りに追われ離れの小屋にかくまっていた榊(国広富之)が自殺したため、その身元を調べて欲しいと依頼されます。しかし、右京は榊の死因は自殺ではなく他殺ではないかと疑いました。遺体を発見したとき小屋は密室状態だったのでそんなことはあり得ないという悦子に、自らの推理を語り始める右京。

今回は正式な捜査ではありません。恩師に呼ばれた右京が個人的に事件を調べます。舞台は晩秋の軽井沢でしょうか。東京から車で来ますが、現地で泊まる描写がありません。日帰りにしても、休暇を取らなければこれないでしょう。

特命係は意外に暇なようです。個人的な捜査ですから、1課も鑑識係も出てきません。登場人物は3人だけ。一幕ものの密室劇、といえるでしょう。犯人は最初からわかっていますから、倒叙物です。

ハーブティの瓶が庭に捨てられていました。これが重要な小道具となります。それを目につくところに捨てておくのはちょっと不注意ではないでしょうか。密室のトリックをめぐって右京が2,3の例を挙げますが、これはポーの「モルグ街の殺人」など実際のミステリーからヒントを得ているのがわかります。

大学を辞めてからフランス文学の翻訳者となって成功した悦子。が、彼女にはある悲しい秘密がありました。川端康成「千羽鶴」を思いだしたといっても、うなずく人は少ないかもしれません。

堅物の右京が恋愛の奥義を語る場面があります。どうもお門違いという感じでした。理知的で冷静な右京も、ときにエキセントリックになることがたしかにあります。結婚生活には失敗していますが、もしかして熱い血が流れているのかもしれません。

相棒史上最高の一騎打ち、が今回の目玉です。岸惠子は日本映画全盛時代の大女優。有馬稲子、久我美子と並んで3人娘といわれたました。フランスの二流監督と結婚して日本男性を大いに失望させましたが。

ビックネームには違いありませんが、過去の人、という感じは否めません。アクセントもおかしく、耳障りでした。この対決、私感ですが文句なく右京の勝ち。今度は旬な人との一騎打ちを期待しましょう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年02月19日 21時00分53秒
コメント(5) | コメントを書く
[テレビ] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

プロフィール

中年ジュリー

中年ジュリー

カテゴリ

お気に入りブログ

§ Hobby / Intellect… Vixivさん
ヘーゼル☆ナッツ・シ… へーゼルナッツさん
たけぞうわるあがき たけぞう1959さん
山口良一的ココロ あほんだらすけさん
今日、何した? 満月5555さん

ニューストピックス

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

背番号のないエース0829@ Re:レコード大賞最優秀新人賞 岡田有希子「十月の人魚」に、上記の内容…
マイコ3703@ 実は更新の度に見てました(笑) ブログの隅から隅まで読んでしまいました(…
kenngu0310@ Re:エルメス バッグ 新作 2013 秋冬 突然訪問して失礼しました。 ありがとうご…
中年ジュリー@ Re[1]:ブルーレイレコーダー(10/10) GAMMAさん 二度の書き込み、ありがとうご…
GAMMA@ Re:ブルーレイレコーダー(10/10) 上記(下記かもしれませんが)2番目のアドレ…

バックナンバー

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月

© Rakuten Group, Inc.