次の日は8時にホテルを出発。魯迅公園へ向かいました。
◎魯迅公園
ここは別名虹口公園と呼ばれ、園内には文豪魯迅の墓と魯迅記念館があります。また、この周辺はかつての日本人街でもありました。
朝の公園はお年寄りたちの憩いの場になっています。太極拳、ダンス、合唱、トランプなどに興じる老人が大勢いました。
◎上海動物園
1955年に開園した中国屈指のスケールを誇る動物園。世界中から集められた600種6000頭以上の動物のなかでも、愛嬌たっぷりのパンダや、孫悟空のモデルになった金絲猴、揚子江ワニなど中国固有種が人気の的です。アシカや象の愉快なショーが見られるそうです。園内は70ヘクタールと広大。
時間が限られているので、パンダの檻へ直行しました。本国でも人気があり、檻の前は人だかりが。ビデオを回して、その可愛らしい生態をしっかりとおさめてきました。
◎小籠包と古猗園
上海市内から車で約40分。「古猗園」は明代に造られた庭園です。その脇には南翔饅頭店の本家本元「古猗園餐庁」があります。小籠包は「古猗園餐庁」の店主・黄明賢が「古猗園南翔小籠」としてこの地で売ったのが始まりと言われています。現在では列ができるほど人気だそうです。
◎新天地
レンガの壁や石門を配し、フランス租界の町並みを再現したレトロ&モダンなスポット。1920年代の上海に見られた石庫門建築が並んでいます。上海の最先端を行くスタイリッシュなショップやレストラン、バーなど80以上が軒を連ね、流行に敏感な地元の若者や在住欧米人の注目を集めている所。昼も夜も楽しめるそうです。
雨が降ったりやんだりの天気で、ちょっと歩いては商店の軒下に雨宿りする始末。白人の観光客を多く見かけましたが、一桁の気温にも関わらず、薄着の人が目立ちました。おしゃれなテラスで一休みしたかったのですが、あとに食事を控えているので、我慢しました。
◎
四川料理
夕食は四川料理でした。北京で食べた同料理より、少し辛目に感じたのは、疲れと寝不足のせいでしょうか。特に麻婆豆腐は、うっかり鷹の爪を食べてしまい、舌が痛くなるほど刺激的でした。
◎
上海雑伎団
2日目の最後は上海雑伎団を観劇。上海雑技とはサーカスです。能力の限界に挑戦する技の連続。ときどき失敗かありましたが、これはギリギリのことをやっていることの証左なのかもしれません。
上海雑技団は50年の歴史を持ち、団員数は約200、うち約120がパフォーマー。時に海外公演も行われる中国の誇る世界最高水準のパフォーマンスです。
こうしてあわただしい2日目が終わりました。強行ツアーなので疲れましたとさ。