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2014年11月19日(水)13:35~15:35(テレビ東京)午後のロードショー放送 製作年度=1965年 日本映画。上映時間=90分。 監督=石井輝男。脚本=石井輝男。 出演=高倉健、千葉真一、田中邦衛、杉浦直樹、嵐寛寿郎、大原麗子、山本麟一、藤木孝、砂塚秀夫、由利徹、安部徹、小沢栄太郎 ほか 雪深い荒山に囲まれた北海道・網走刑務所で刑に服していた橘真一(高倉健)は無事、仮出所となる。刑務所で病床に伏せている葉山(千葉真一)の頼みを聞き入れ、向かったのは釧路の志村運送店。社長が葉山の保釈金を肩代わりしてくれるというのだ。ところが店にはオンボロトラックが1台あるだけで、とても保釈金を支払う余裕などなさそうで……。 「昭和残侠伝」と並ぶ、高倉健の人気シリーズ。 健さんの逝去に伴い、急遽放送されました。 シリーズ4作目です。 刑務所の中からはじまります。 牢名主みたいなのがいたり、悪い刑務官がいたり。 さらにオカマの服役者がいたり、とこの辺は型通り。 出演者の顔触れも、お馴染みです。 怪しい依頼人を乗せて、雪道をボロトラックがひたすら走ります。 運転手は高倉健、助手席に社長の娘の大原麗子。 依頼人は安倍徹と藤木孝。 途中いろいろなアクシデントがあり、乗客が増えたりします。 ちょっと「駅馬車」に似てますね。 大原麗子が若くて可愛いです。 このシリーズ、あまり見ていません。 網走を離れて、四国や沖縄を舞台にした作品もあるようです。 本作に限っていうと、東映やくざ映画としては、展開が地味です。 アクションを期待すると、裏切られるでしょう。 はじめから、善玉と悪玉がはっきりしています。 わかりやすいのが特徴でしょうか。 ただし、途中から乗ってくる女のエピソード。 これが理解できませんでした。 病気の子供を町へ運ぶのはいいのですが、 心中の生き残りである女は、余分でした。 東映やくざ映画を卒業してからの健さん。 山田洋次監督の作品で国民的スターになりました。 追悼番組が数多く放送されています。 本作もそのひとつですが、作品的にはイマイチ。 ただし健さんの一面をうかがい知ることが出来る映画です。 大原麗子が可愛いですよ、くどいようですが(笑) 一見の価値はあるでしょう。
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最終更新日
2014年11月24日 09時45分38秒
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