カテゴリ:テレビ
滝川一益が北条氏と戦っている間に、真田昌幸は沼田と岩櫃の二つの城を奪回。 さらに信繁が人質となっている祖母のとりと世話係のきりの救出に向かいます。 救出は失敗、信繁も囚われの身に。 昌幸の裏切りは一益の知るところとなります。 伊勢へ落ち延びる一益は、木曾を通るために、人質を木曾義昌に渡します。 祖母のとりは、武田家に仕えていた義昌をよく知っていました。 義昌に強引に談判、信繁ときりを信濃に還すことに成功します。 裏切りと調略の横行、武将たちの魑魅魍魎の世界が描かれます。 特に昌幸は、これはもう謀略というより、人間の質が問われる行動に始終。 史実に基づいているのでしょが、ちょっとやり過ぎの感じでした。 戦国の世とはいえ、こんな男に感情移入は出来ないでしょう。 織田家屈指の名称といわれた滝川一益。 秀吉の台頭により、力を失います。 後継者を決める清州会議は、セリフで触れるだけ。 真田家に関係がない歴史的事実は、描かない方針だとか。 時代劇ファンは、どう反応するんでしょうか。 このドラマの致命的な欠陥は、というより作者の資質の問題でしょう。 女を描くのが、決定的に下手なことです。 女を知らないのでしょう。 祖母とりを除く女たちの造形が、小学生並なのでした。 何度も言いますが、戦国絵巻としての期待は持たないほうがいいようです。
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最終更新日
2016年02月23日 11時49分32秒
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