カテゴリ:テレビ
2016年2月24日(水)テレビ朝日系 よる9:00~9:54 監督=兼崎涼介。脚本=徳永富彦。ゲスト=正名僕蔵 中丸新将 大沼百合子 右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、遺留品の返却で帝都大学を訪れる。次世代機器として注目を集めている量子コンピューターの核となる実験に成功した成田知子(大沼百合子)という物理学者の遺留品だった。 彼女は、実験中のアクシデントで死亡し、警察ではそれを事故死として処理していた。道すがら遺留品の中にあった古いノートを見ていた右京は、数式のかたわらに『RT』という文字が書かれているのが気になる。そこで、知子と交流のあった准教授・堀井(正名僕蔵)から話を聞いてみようと研究室を訪ねると、中には一匹の黒猫の姿も。 物理学者と猫という組み合わせに、『シュレディンガーの猫』という現代物理の考え方を連想した右京。それは、猫を中が見えないケージの中に入れた場合、「猫が生きている世界」と「死んでしまった世界」の両方が同時に存在し、蓋を開けた瞬間にどちらの世界になるか決まるという考え方。 異次元の世界で理解不能、判断停止になりました。 生きている世界と、死んでいる世界が併行してある、という話。 それが物理学の量子コンピューターとどう関わり合うのか。 小保方晴子氏のSTAP細胞事件を連想しました。 あれがモチーフのひとつになっているような気がしましたね。 1回の実験成功で、特許申請し、莫大な利益が目前に。 が、これはもしかしたら、妄想の世界なのかもしれません。 何が真実なのか、すっきりしない結末です。 右京さんは、ほんとにわかっていたのでしょうか。 曖昧なまま終わる小説はありますが、テレビドラマでは珍しいでしょう。 果たしてどれだけの人がカタルシスを得られたか。 異色の作品といえばほめ過ぎ、よく企画が通ったものだ、と。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月25日 12時47分36秒
コメント(0) | コメントを書く
[テレビ] カテゴリの最新記事
|
|