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November 28, 2006
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カテゴリ:思うこと
 今日も夫のいない夜です。
母子3人で過ごす夜はともかくもう騒々しくて気がつくと9時、気がつくと10時と
いつも時間はあっという間で実はいつも子供たちを寝かすのは10時半を軽く回って
しまっていたりします(汗)。
 子供たちは「早寝早起き」させなければいけないのですが、我が家は真逆の生活を
させてしまっています。
洗い物をしたり明日の用意をしたり内職をしたり・・要するに私の時間の使い方が
ヘタクソでそれに子供たちがつきあわされてしまっているのでこれはイカン!と
危機感だけは抱いているのですがなかなか生活の改善ができません。
 遅くまで起きている子供はキレやすい子供になる、だとか、夜10時くらいから
子供の成長ホルモンが分泌されるのでその時間には寝せておかなければいけないとか
いろいろ聞くのですが、そのたびにドキッとするだけでそのままです(恥)。

 ところが今夜はかなくんがありえないことに8時に寝てしまいました。
体調不良なのかと心配なのですがそんな感じでもなかったし、保育園の連絡帳を見ると
今日はお昼寝を1時間しかしていなかったようでそのせいかな~なんて思ったり・・。
(かなくん、毎日たっぷり2時間お昼寝をしています。寝に行ってるようなもんです 汗)

 ともかくなんだか眠そうな気配だったので速攻で薬を飲ませて抱っこをしていたら
あっという間に寝てしまいました(驚)。
なので、かいくんも9時半には布団に入らせました。かいくんは自分で寝に行けるんだけど
かなくんが起きていると自分も遊びたくなっちゃうのです。そりゃ、そうですよね☆

 ということで、半年に1回あるかないかというくらいの静かな夜が思いがけずやってきました。
さぁ、この自由な時間をどう使おう?!と思ったのですが、私には内職が待っていたのでした。
昼間少しのんびりしてしまったツケが回ってくるんですよね。これまたいつものことです。
せっかくたっぷり時間があるのに・・と自分にブツブツいいながら内職を仕上げました。

 その間にチラチラと見ていたのが「僕の生きる道」というドラマです。
ちゃんと見たことは一度もなくて今回初めて最初から最後まできちんと観たのですが
なんていうか、主人公に未来のかなくんの姿を重ね合わせたりして感情移入して観てしまいました。
 かなくんには自閉傾向は今のところ見られないのですが、いわゆる障碍者のドラマということで
主人公に関わる人たちの感じ方とか考え方とかが見て取れてそういう描写も興味深かったです。
将来かなくんが仕事に就けるか就けないかは分からないけれど、ドラマを見て思ったことと
いつも思っていることが同じだな~と感じました。
 障碍者の授産施設だろうと普通の企業だろうと、やはり大切なのは家族の周囲への配慮や努力、
そして周囲の理解と協力が一番大切なんだなと改めて思いました。
これからのかなくんの未来にどんな人たちが関わってくるのかは全く分からないわけですが
大切なのは親である私たちがその都度その都度本人が生きていきやすいようにサポートして
いかなければいけないのが大前提なんですよね。
「分かってほしい」とか「分かってくれない」なんてことをいうのではなくて、地道に理解を
得られるために全力でサポートしていかなければならないな、なんて思いました。

 詳しい説明は割愛しますが今日のドラマで一番強く心に残ったのが

 「障碍者に理解があるというフリをしている」

というセリフです。
 そのまま聞いてしまうと「なに、それ!偽善者じゃん!」となってしまいますが、実際には
これが一番素直な気持ちなのではないかな~と思います。
実際問題私もかなくんの親になって初めていろいろな気持ちを抱いていろいろなことを知ったり
しました。最初のうちは「障碍」があることを認めたくなくて受け入れたくなくてよく泣きました。
純粋に「なんでこの子が」とか「こんな病気になってしまって可哀想に」という気持ちもあったけれど
やっぱり大部分の気持ちは「障碍」や「障碍児・者」に対して偏見があったからだと思います。
でも我が子のことだから認めざるを得なくて受け入れざるを得なくて、そしていろいろ葛藤や模索を
しながらここまで歩いてきたけれど、今までの道程があったからこそやっとなんとか現実を直視
できているけれど、身内にも周りにも障碍を持った方がみえないと、感じる温度差が違うことは
仕方がないことなんですよね。
 それはつまり「経験しないとわからない」ということと同じで、分かったような気がしていても
実際に体験するのとでは大違いなんだと思います。
 私は今まで「障碍に理解のあるフリをして」いた人間の1人だったと思います。
私が生きてきたなかで道徳的にモラル的に
「どんな理由があろうと差別はいけない」
と教えられてきたからなわけで、頭で理解していただけに過ぎないと思います。
 だから実際に自分の子供に障碍があるかもしれない、と言われたときには「そんなバカな」と
動揺し、「普通の子供じゃなかったらどうしよう」とか「どうやって障碍児と接していけば
いいのか分からない」などと頭がオカしくなるくらい考えたりしました。
 お恥ずかしい話ですが、かなり経ってから
「どんな障碍があろうと、どんな病気があろうと、この子はこの子であって私の可愛い子供に
 代わりはない」
とやっと思えるようになりました。
 我が子でもこれだけ葛藤があるのだから、全くの他人が「障碍」を受け入れてくれることは
まずあり得ないと思うのです。
 それはその人が「いい人間じゃないから」とかそういう問題ではなくて、それが一般的なんだと
思います。
それをかなくんの生きていきやすいように、かなくんのことを理解してもらえるように周囲の人を
変えていくのがこれからの私の責務であり使命であるんだろうな、と思うのです。
 求めるのではなくて働きかける。
かなくんから、私たちから、わかってほしい相手に心をこめて歩み寄るのです。
そうして理解してもらえて、相手からも歩み寄ってもらえたら、またひとりかなくんにとって
大切な人になっていくのです。
 大事なかなくんだから、いろんな人にかなくんを知ってほしいし、かなくんをわかってほしい。
そのためにはまずは私たちから相手に歩み寄って相手を理解していかなきゃいけないな、なんて
ドラマを観ていて改めて感じました。
 いろんな人がいます。いろんな思いも感じ方もあります。
話してどうしても理解してもらえない人もいるかもしれません。
それでも「私たちの方から歩み寄る」というスタンスは大事にしていきたいと思います。
「障碍」の有無なんて関係なくて、かなくんは私たちにとって大事な大事な、大切な大切な
存在なんだよ、と伝えていけたらいいな。
 なんてつらつらと思いながらドラマを視聴しました。
出来ればまた次回もゆっくりと観たいな~とも思ったのですが、子供たち次第です☆
ビデオに撮る、という手もあるのですが、実はうちのビデオは壊れております~(泣)。
もちろん壊してくれたのは我が家の中で『平成の破壊王』と異名をとるあの方です・・・。
このドラマを通して、いろんな人たちがいろいろと感じてくれたら、できれば少しでも
「障碍」に関して何か思ってくれたらいいな~と思いました。



 私も早く寝たほうがいいんだよな~と思いながらも、せっかくの静かな夜をもう少し
満喫したいので、ティータイムにでもしようかな☆
お友達にいただいたチョコレートをちびっといただいたりなんかしながら、また明日からの
騒々しくも楽しい日常のためにパワーをチャージしようと思います♪
 







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Last updated  November 28, 2006 11:54:04 PM
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