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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:パンプキンシザーズ
パンプキンシザーズ 第9話「朝霧の女」 一文字入れると駄目アニメ「朝霧の巫女」に(笑)・・・それはまぁどうでもいいんだけど。今回はオレルドが高級娼婦ハンナに惚れてしまう、という話。戦争に行き、帰るはずのない恋人を待ちつづける二十歳そこそこの娼婦、という設定が妙に生々しく、切なくなった。 娼館に出入りするオレルド。女の子二人も「同伴」しているなんて、金が余ってるのか?店構えや出入りする客の身なりからすると、相当値がはりそうなんだけど。ハンナの事を知り、彼女に入れ込み始めるオレルド。しかしハンナはいつもうかない顔。そんな彼女を何とか笑顔にさせようと頑張るオレルドなのだった。 オレルドを心配し、尾行するマーチスとステッキン。うーむ、この二人なかなか良いコンビかも。背丈もぴったりだし、いずれくっついてくれたら嬉しいなぁ。事情を察し、オレルドの為に一肌脱いでくれるハンクス大尉もカッコイイ。ラストで「失恋」という言葉にびっくりしてコーヒーを噴いたりしてるし、ホント部下思いの良い上司だ。 マーチスに金を借りてまでハンナのために頑張るオレルド。しかし不用意な一言で彼女を傷つけてしまう。帰ってくるかどうかも分からない恋人の影に囚われて前に進めないハンナ。確かに紙切れ一枚の戦死報告で恋人の死が信じられないのも無理はない。周囲の人間が幾ら合理的な説明をしたところで無意味だろう。本人が現実から目を背けることを望んでいるのだから。ハンナが納得し、恋人の死を受け入れて立ち直るには時間が必要だろうなぁ。伍長の「戦争は彼女の中でまだ終わってないんです」という言葉も重く、印象的だった。 何とかしてやろうと必死なオレルド。最終的に取ったのはショック療法だった。ハンナが目を背け続けてきた、戦場の詳細な報告。彼女の恋人が、国と愛するハンナを守る為にどのように戦い、どんな思いで死んでいったのか。それを知らないままでは彼が可哀想だと。涙を流しながら兵士達の死に様を語るオレルドに思わずウルっと来てしまった。 結局フラれてしまったオレルド。しかし爽やかな朝日を浴びたハンナの表情はどこか清々しい。心が完全に癒えるにはまだまだ時間がかかるだろうが、彼女もやっと”戦後”を迎えることが出来たのだろう。安易にくっついたりしない所がまたリアルで、切なくなった。オレルド、お前はホントいい男だぜ。 こういう淡々とした回もいいけど、とりあえず来週はアリスの派手な活躍が見られるといいなぁ、と思う艦長セリオでした。 OP/高橋洋子 サントラ DVD(初回版はBOX仕様・設定資料集・ストラップ・ステッキンメインのドラマCD付) 原作漫画1~5巻 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.30 04:39:19
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