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テーマ:今日のコーヒー(5073)
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前にこの日記に書いた正体不明だったトルココーヒー、もう後一回でなくなっちゃう。
そのコーヒーは、私の兄から貰ったもの。兄、コーヒーは飲まないからって。 兄は、当時パキスタン航空に勤めていたパキスタン在住の大学の後輩のが日本に帰ってきたときにそれをお土産として貰った。 その後輩は、そのコーヒーを、オマーン(の海)にバカンスに行ったときに買ったんだそう。 ・・・何かちょっと不思議な経緯のコーヒー。オマーンにバカンスに行く日本人って聞いたことないよ。さすがパキスタン在住。 で、私の手に渡ったは良いけど、このコーヒーのパッケージに書いてあるのは、アラブ語。不思議な赤いマリファナみたいな草もおまけで付いていて、何だこりゃあ!? ってことに。 不思議な赤いマリファナみたいな草の正体はすぐに分かったんだけど(マリファナって言うのはもちろん冗談。実はサフランだった。草じゃないじゃん)、そのオマーンのコーヒーをどうやって飲めば良いか分からなくて、なんか、そのままになってしまった。コーヒーにしては不思議な香りもあるし。中に何か草みたいなものが入っているし。 この草は何だろう? オマーンだから仕事が雑で、コーヒーの中になんかの葉っぱが紛れ込んじゃったんだろうか? なんて考えもしたけど、いくらなんでもお土産に、わざわざ草が紛れ込んでいるのを選ぶ日本人はいないだろう。それともパキスタンの帰国子女で大学卒業後パキスタンに戻った彼女は、日本人とは考えが違うのか? いや、でも、前買って来てくれたパキスタンの紅茶はかなり良質で美味しかった。 その後、アルバニア人の友達マニョーラがアルバニアで飲んでいるというトルココーヒーを飲ませてくれ、その原形が例のオマーンのコーヒーに似ていて、同じような感じで作ってみたらすっごい美味しくて、夫とすっかりこのオマーンのトルココーヒーにはまってしまった。 トルココーヒーをご馳走した通な人たちは、普通のトルココーヒー違う、この草が香料に違いない、でもこの香りは一体?? と口々に言った。 分からないんだ、その草の香り。コーヒーの香りが強いから、混ざっちゃって。 いろいろ草に対して疑問を抱いていたんだけど、最近になってようやくその草の正体が分かった。 カルダモンだよ。 以前から私はその草の感じや香りからしてカルダモンじゃないかって踏んでいたんだけど、いまいち確信がなかった。でも、他の人にカルダモンの粒を嗅いでもらった後、更にそのコーヒーの匂いをかいでもらうと、やっぱりカルダモンだと答えが返ってくる。 ようやく謎の草の正体が分かった。カルダモンだよ、カルダモン。なるほど、インドに近いし、カルダモンだよねぇ。 ようやく正体が分かったは良いけど、もうすぐこのトルココーヒーなくなっちゃう。 トリノの何食材屋に行けば見付かるかなぁ。インドの食材屋とかあったかな? そういうところに行けばあるんだろうな。 ここのところ、エスプレッソよりもこちらが私の定番化しているから、なくなってしまうと悲しい・・・。何とか手に入れたい。しばらくはアルバニアのトルココーヒーで我慢かな(それもレアな物だよねぇ)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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