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カテゴリ:身辺雑記
本日のカチンとした記事。
朝日夕刊中、先日の思いを寄せていた高一少女を殺害した高校生についての記事から。 「少年宅の家宅捜査で、死や暴力をテーマとした書物やゲームソフトなど、事件の兆しとなる物証は発見されなかった」。 それが捜査目的の一つなら予断もいいところである。そういうテーマの書物やビデオ、DVDがごろごろしている、また少年時代も所持していた身としては異議を申し立てたい。 逆に今回の事件はその手の物証と凶悪犯罪の関係の薄さを裏付ける好例ではないか。何を持っていようがいまいがやる奴はやるのだ。 個人的にこの手の話のときに思うのはその理屈なら犯罪に際して時には殺害や逃走の直接手段となる車の方を規制するのが筋、ということ。ホラービデオを観た犯人が引き起こした事件の発生数と自動車を利用した犯罪の発生数を比較すれば一目瞭然である。 猟奇事件の際のホラーものの放送自粛やビデオ屋からの撤去はこれまでしばしばあるが、それがありなら車を利用した犯罪の度にそのCMやら販売やらはもっと規制されてしかるべきなのである。何しろホラービデオを観ての過失でそうそう人は亡くならないが、車は運転を誤れば過失致死もありなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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