映画「仮面ライダー×仮面ライダーW & ディケイド MOVIE大戦2010」(2009)
Amazonプライムで久々に再見、二つのシリーズのストーリーが最後に(無理矢理に)クロスする構成。ディケイドは完結編、Wは発端であるビギンズナイトを死者が甦る怪事件を契機に振り返る話。ディケイドは本放送観ていたけど、この完結編は正直、消化不良。仲間と袂をわかち、ライダー達を次々と倒していくディケイド。その傍らにはなぜか、電波人間タックル(広瀬アリス)が。最後に立ち向かったのは夏海が変身する仮面ライダーキバーラだった。そして、映画前作に続き、またも「イカでビール」で死神博士になってしまうおじいちゃん、鳴滝は戦闘員の服装の乱れに厳しいゾル大佐と化してスーパーショッカーを結成する。及川奈央の蜂女もいるよ。正直、前作の「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」の方が話がまとまっていていいよね。Wは海難事故で行方不明になった姉が姿を見せたと妹が依頼にきたことをきっかけに始まる死人還り事件。そして、フィリップとの出会い、仮面ライダーWへの初変身であったビギンズナイトに亡くなった、師匠の鳴海荘吉、仮面ライダースカルが姿を現す。鳴海荘吉役の吉川晃司がいいよなぁ。往年の小林旭ばりであるよ。スコアは5点満点で3.3、ディケイド2.7、W3.6を足して二で割った数字ということで。