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山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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小野寺秀也

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2023.03.18
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テーマ:街歩き(613)
カテゴリ:街歩き

 「とうとう一人になったね。」と妻が言う。そうだ、一人になったのだ。
 2月23日午前10時58分、長姉の死亡が確認された。51年前に父が亡くなり、それから30数年後から数年おきに次兄、母、長兄、次姉、三兄そして長姉と続いた。いわば、私のこれまでの生の根拠だった肉親はすべてこの世を去り、末子の私だけが残った。私には妻も子供たちもいるが、彼らはいつも私の未来の生の根拠だったし、これからもそうだろう。過去と未来から支えられて生きてきたが、一方の支えがなくなって、これからは立ち眩みするように生きねばならないのだろうか。
 10年前に夫を亡くしていた長姉はたった一人の娘を残して死んだ。その姪から見れば私はたった一人の叔父になって、その姪は私のこれからの生の根拠の一人になった。立ち眩みしているわけにはいかないようだ。







元鍛冶丁公園から一番町へ。(2023/3/17 18:17~18:31)


 思いついて夕食の下ごしらえをし始めたら、意外と時間がかかって慌てて家を飛び出したのだが、まるっきりの遅刻で元鍛冶丁公園に着いて、集会のほとんどをすっ飛ばしてしまった。
 いつもよりもずっと多くの人が集まっているように思えたのだが、30人という報告だった。













一番町。(2023/3/17 18:33~18:41)


 40年超のボロ原発を60年まで延長しても良いと規制を変更した原子力規制委員会のいわば「規制をしない規制委員会」の専門性に怒って、9年前に書いたその専門性を批判する文章を前回のブログで引用したが、当時は福島事故後停止していた全国の原発の再稼働へ動きが活発なっていた時期で、九州電力の川内原発も例外ではなかった。規制委員会の専門性に対する怒りはずっと続いていて、前回の引用文の16日後にも規制委員会を批判している文章を書いていた(「​仙台散歩 : 「9月28日 脱原発みやぎ日曜昼デモ」 火山は噴火する、川内原発でも!​」)。


 御嶽山噴火は、川内原発が新規制基準に適合していると判断した原子力規制委員会の結論がきわめて危ういことをあらためて示した。
 九州電力は、川内原発の半径160キロ圏内に位置する複数のカルデラが、破局的な噴火を起こす可能性は十分に低いうえ、監視体制を強化すれば、前兆を捉えることができるとの見解で、それを規制委員会は容認した。
 しかし、「東大地震研究所の中田節也教授は、カルデラ噴火の前兆は確実に捉えることができるとの見方を否定する。中田教授はロイターの取材に対し「とんでもない変動が一気に来た後に噴火するのか、すでに(十分なマグマが)溜まっていて小さな変動で大きな噴火になるのか、そのへんすら実はわかっていない」と話した」(2014年5月30日付け『REUTERS』電子版)と報じられているように、火山噴火の専門家は「前兆を捉えられる」とする「素人」の九州電力、原子力規制委員会の判断を否定している。火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長が、原子力規制委員会に予知する術はないと強く批判したのはまったく当然のことなのだ。
 火山噴火の一点を見ても、原子力規制委員は各分野の専門家と称しながら、専門家の学術的な意見に耳を傾けないのである。彼らの判断基準が、もはや学問的、専門的な知見に基づいているとは言い難いということだ。自分の専門分野以外のプロフェッショナルに敬意を払えない科学者というのは、科学者としてのアイデンティティを自ら否定しているに等しい。
 他人の専門性を尊重せずに、自分の専門性は尊重してほしいなどとは、合理的な理性の持主なら口が裂けても言えないはずだ、ガキじゃあるまいし(2014年9月28日)​

 





青葉通り。(2023/3/17 18:49~18:53)


 長姉の葬儀や後片付けのこともあって、1ヶ月ぶりの金デモになった。その間、何か疲れやすくなったわが身をどうしたものかと悩んでいたのだが、今日のデモではほとんど疲れなかった。
私より先に仕事から帰っているに違いない妻や息子の夕食をなるべく早く作るのが私の仕事なので、急ぎ足で帰ることができるのはありがたいし、ちょっと気分がいい。

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読書や絵画鑑賞のブログ
かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)





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Last updated  2024.04.27 13:13:30
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