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カテゴリ:茶のみ話
ここ数年好きなテレビ番組の一つにNHK教育の「真剣10代しゃべり場」があります。
といっても、放送時間が金曜の夜遅くに変わってから、見る回数が減っていて、好きっていうのは、ちょっとおこがましいのですが。 10代の人が、本当に一生懸命自分を語っていて。 時に痛々しいと感じる結果になることも、純粋な魂が浮かび上がることを分かち合うことも、そういうさまざまを見守っていたいと感じるそんな番組なのです。 基本的に「様々な考え方があるし」と思うので、番組を見ながら、彼らのやり取りをどうこう思うことはないのですが、数週間前の放送の中の言葉が心に引っかかったままになっていて。 その日のテーマは、「農業に携わる人に感謝しよう」。 それに対して発せられた言葉。趣旨は「食べ物を作ってくれているというのは分かるけど、工業製品だって生活には必要。工業の人に感謝しないのに、農業の人に取り立てて感謝は不要」ということだったと記憶しています。 もしかしたら、1人の発言じゃなくて、何人かの発言がごっちゃになっているかもしれませんが。 気になっているのは、せっかくの良い気づきである「農業だけじゃなく工業だって大切」ということを得ているのに、「工業には感謝しないじゃない。だから農業にもしない」に至ってしまうの?っていうこと。。。 「もったいないよ」って言いたい気持ちが私の心の深い底を泳いでいて、時折心の水面に顔を出してきて、気になっているんだなぁと気がつく、そんな感じなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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