夏になると思うこと・・・

2020.08.19

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今日も暑かったけど・・・朝の空気は少しだけヒンヤリ(^_^)

クルマに乗り込み、外気温時計を見れば27℃、昨日と同じなんですが、明らかに今日の方が涼しい感じがするのは・・・湿度のせいだろうか？

今日の仙台は、最高気温31.1℃、最低気温は23.7℃でした。

夏になると・・・というより、夏が終わりに近づくと思い出すのは・・・クルマや汽車で、毎年行っていた宮古での思い出の事です。

私の母は三陸の宮古市出身で、、ワタシが小学生くらいまでは・・・・夏休みともなれば宮古へ行って、母の実家に入り浸りｗ（もちろん母も一緒にね？）

長いと10日間以上行ってたかなぁ？

画像は、宮古を代表する景勝地【浄土ヶ浜】

浄土ヶ浜にも・・・桃やスイカを持って行ったもんです。

母の実家は自営で商売をしてまして、従業員も10人ぐらい居たと思います。

祖父母は、その頃になると果物でも野菜でも、魚介類や肉も・・たくさん用意して待っていてくれた。

コーラだろうがファンタだろうが・・・井戸水を掛け流して湛えている水槽に、ケースごと何ケースも沈めて冷やしてあった。

子どもだったワタシにしてみりゃぁ～～天国で(^_^)

実家の目の前は閉伊川の河口で、水門の外で一日中釣りをすることもできました。

その・・・・閉伊川（へいがわ）という川は・・・盛岡市から宮古市へ向かう際、106号線を往きますが

盛岡を出て最初の峠を登り詰めたところが区界峠（くざかい）・・・たしか・・・751mだったか？

いわばそこから、海抜ゼロメートルの宮古までゆるゆると下って行くわけです。

この区界の峠を越えた東側を区界高原と呼びますが、そこのシンボル的な山が

【兜明神】（かぶと）です。

この山は、106号を往くと左手、つまり北側に見えますが、山の北西側に源を発する【閉伊川】（へいがわ）と106号線は並走しながら宮古まで旅の友となるのです。

区界の東の端？(^_^)あたりではまだ・・・閉伊川は長靴で渡れるぐらいの可愛らしい小川ですが

周囲の山々から注ぐ中小の河川の流れを集めて、その姿は徐々に大きな逞しさを感じる川へと姿を変えて行きます。

川に沿って付けられた106号線を往くと

自然に閉伊川の様子を見ながら走る事となる。

コレはJR山田線でも同様でして、国道はトンネルが次々に掘られて、川沿いの区間が減っていきますが、鉄路は昔から同じところを走ってますからね？

コレに乗って(*^^*)

駅弁、こけし弁当・・・冷凍ミカン・・・やかんに入れたお湯で売られていたお茶・・・

クルマか汽車（気動車）か？というと・・・早いのはクルマですが、情緒があって景色が良いのはぜったいに汽車ですd(￣￣)

（だんだんに・・・・川幅も広くなって）

宮古市内の宮古大橋から東方向を望むとこんな景色です(^_^)

正面に見える山は、重茂（おもえ）半島の月山。

その向こうはもちろん太平洋で、本州最東端の【魹ヶ崎】（とどがさき）

つまり、本州でいちばん日の出が早い場所という事になります。

魹ヶ崎には魹ヶ崎灯台と言う・・・コレもまた？本州最東端な灯台が有ります。

その灯台は実は・・・映画『喜びも悲しみも幾年月』の題材になった灯台守の妻が手記を記した灯台であると言われています。

なんと！その灯台守のご夫婦の娘さんが私の母と、宮古の高校で同級生だったというｗｗｗ話を想い出しました。

今は灯台も無人化されてますが・・・昔は人が動かしてたんですからね？

そのドラマ版を・・・幼稚園に上がる前の私は白黒のテレビで昼間に視てた記憶がおぼろげながらあります。母親が食いつくように視てたのはそのせいだったんです。

魹ヶ崎灯台へは・・・現代であっても徒歩でなければ行けませんが・・・片道1時間のハイキングに？行ってみるのも良いと思います。

母の実家はもう無くなって、祖父母が眠るお墓があるだけになってしまいましたが・・・宮古と、宮古へ至る106号と山田線は・・・今でも私の心の故郷へとつながる永遠の旅路・・・。

中学一年の春休みには・・・友達とふたりで、自転車で区界峠を越え、宮古まで行ったっけなぁ～～

午前3時に家を出て・・・宮古に着いたのは午後3時頃だった。

ワタシのおばあちゃんが・・・風呂を沸かし、布団を敷いて(^_^;)待っていてくれた・・・。

夕べは・・・・味噌漬け生姜と、ぬか漬けのキュウリとニンジンを出してみた。

コレ・・・ヤバイｗ