珍島イヤギ・・・イヤギってなあに？

「ヘジャ（恵子）さん？」と外線電話あり・・

「そうですが！どなたですか？」

「私は病院勤務してまして、
　日本の和歌と俳句を趣味で勉強してます。
　実は先日ヘジャさんがに出たのを
　見まして、珍島郡庁に電話した次第です」

（ギェ和歌？俳句？
　何だそれ・・そういや・・そんなのあったな
　んで・・なんで私に電話を？）
　
　と・・内心不安になる・・

　（そして・・案の定・・）

「私の周囲に日本人がおりません！
　俳句と和歌を勉強したくても、
　何も解らないので、手ほどきをお願いしたく
　ご連絡いたしました・・」

「そんなこと言わないでくださいよ～
　私、その方面にはまったく関心なくて
　素人なんです！
　どう考えてもお手伝いなんてできそうにないですが・・」

そしたら
「教材だけでも選んでほしい！」

と言われたので、インターネットで調べて
携帯電話に日本語教材の題名を日本語で送ったら
自分のは旧式携帯なので
日本語文字化けする・・
日本語の本を韓国でどうやって買うのですか？

この方、日本語は少々できても
コンピューターはまったくの素人な様子
声の様子で多少お歳を召している感じなので
心の底でため息つきつつ
お付き合い・・・

和歌か～韓国では詩調ですかね！
これを契機に私は詩調をしてみますかね！

その方から・・また・・先ほど電話がありました。

「ヘジャさん！いろいろ有難う！
　教材にでている和歌に
　感動したのがあって、
　読んで差し上げますね！」

と、たどたどしい日本語で歌い上げるのです。

よっしゃ・・
次は私から詩調を歌ってさしあげよう！
なあ～～んちゃって