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カテゴリ:今日の出来事
私が日参する新宿の喫茶店caffe COZZO…度々日記にも登場しますので、何となく覚えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうし、日記を読んで店に行かれた方も何人もおいでですよね。
そんなcaffe COZZOは美味しいコーヒーもさる事ながら、何気にバックで流れるBGMも良い感じなのでございます。 COZZOではアンプにオリジナルの真空管アンプを使用しています。 これは、先代のマスターが、お仲間と企画して作った物で、一時期は販売も行われておりました…が今は基本的に販売は行っておりません。 真空管アンプは、音が柔らかい…気がします… そんなCOZZOの真空管アンプの筐体部分(ボディ)が余っているのを、私の友人が発見!! そして、電子回路を一から設計して、パーツをそろえて組み立てて、自作の真空管アンプを作り上げたのでございました!! コンセプトは、COZZOオリジナルアンプよりも良い音質の物を!!そして、質感に高級感を!!と言う事で完成したのが此方のアンプです。 どうですか~?まず外観上の違いは、ボディのステンレスを鏡面加工でピッカピカに仕上げて、側面の木には黒檀を削りだした物を取り付け、ネジ1個から塗装部分にまで細心の注意を払って、拘りに拘りまくって作られたアンプなのです。 中の回路もCOZZOオリジナルとは全く異なり、配線の引き回しが違うのも当然の事ながら、よりグレードの高い部品で組み上げられているのです。 回路の写真も撮ったのですが、彼のオリジナルと言う事で、公開はしない事と致しました。 そして、そのアンプをCOZZOに持ち込んで、オーディオ好きな常連さん数名と試聴会です。 オオ!!確かに、何時も聴き慣れているCOZZOアンプよりも音がクリア!!…な気がする。 そんなに私自身はオーディオ好きって訳ではないので、何処がどう良いかを説明しなさいと言われると、チョット難しいのですが、楽器それぞれの音がしっかりと聴き取れるようになった点と、何だかスピーカーの前に膜が張ってあったのが取り去られたような音の抜けの良さを感じられた。 しかし、そこはオーディオ好きな常連さん達…今まで、この店で聴いた事が無いほど音が良くなった!!と絶賛するも、どうも右側のスピーカーの方の音が少しおかしいとか言い出して、どこどこの配線に不具合が有るんじゃないかとか、どのオーディオ機器が悪いんじゃないかと、私には何のことやら良くわからないオーディオ談義に華が咲いておりました。 皆サン違いが分かる男なのであります。 で、結果的に行き着いたところは、CDプレイヤーとDAコンバーターに不具合が生じているのではないかと言う答えが導き出されました。 それからのマスター平井の行動が早かった!! その数日後には、CDプレイヤーとDAコンバーターに見切りをつけて、新たなCDプレイヤーを導入していたのでありました!! そのプレイヤーがコレ… このCDプレイヤーは、イタリアの超高級オーディオメーカであるユニゾンリサーチのCDプレイヤーではございませんか!! マスター随分と奮発しましたね!!Unico CDPは超高級オーディオメーカーのエントリー機とは言え、さほどオーディオ大好きって訳でもない私だったら、まず買わないような金額ですよ!! で、音の方はと言うと、コレが素晴らしく良いのですよ~ 友人のオリジナルアンプは一夜限りのデモンストレーションで、現在はCOZZOオリジナルアンプに戻っておりますが、以前と比較すると、実に音が良くなっている事が、違いがチョットしか判らない私のような男にでも分かるほど良くなっているのです。 そして、このCDプレイヤーはチョット変わっていて… 前面パネルのシルバーから、本体の黒いボディに変わった上角辺りにオレンジの光がチョットだけ見えませんか…? これ、実は中に真空管が入っているんですよ~ 真空管CDプレイヤーから真空管アンプって言う組み合わせが良いのかは、私には良く分かりませんが、以前と同じ音量でも音が明瞭に聴こえる分、会話の妨げに成らなくなったような気がしますね。 そして、COZZOの在る西新宿には、小さなレコード屋さんが非常に多い地区なのですよ~ で、そんなレコード屋の社長さんや店員さんも休憩に訪れるそうなのですが、皆サンからの評価も、今回のオーディオに関しては非常に良い様ですよ。 因みに、スピーカーは… こんな小さな物が接続されています…が、小さいからといって馬鹿にしてはいけませんよ~ この小さなスピーカーは、某マスタリングスタジオで使用されていた特注品を、著名なジャズプロデューサーの方が貸し出してくれていると言う逸品なのですよ~ 皆サンも、新宿へお立ちよりの際には、是非音の良いオーディオを聴きに行ってみて下さいね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.02 15:48:57
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