カテゴリ:写真
背景を「ボカす」という必要性は、天体写真では殆どない。
そもそも天体同士の場合、どちらも距離は「無限遠」になので、ボケようも ないのだ。 「星景写真」と言われる風景と天体を同時に写し込んだ写真はまた別だが。 ちなみに構図も、星座などのレイアウトを決めるときに工夫が居る程度で、 惑星の拡大写真などは、風景写真などでは忌み嫌われる「日の丸構図」が 正しいとされている。 ということで、風景写真に再び取り組むようになってからは、いくつか 常識を変える必要があり、なかなか新鮮な写真ライフを楽しんでいる。 「ボケ」に関しても、「とにかくボカしゃいいんだ!」とばかりにF値の 明るい単焦点レンズを引っ張り出しては、ボカしまくっていたのだが、 最近はそれぞれの構図・テーマで「適度なボケ」を求めるようになってきた。 例えば、背景の「輪郭」程度は判別できるように少しボカして、被写体は しっかりとピントが出ている・・・などである。 こうなると、絞りは頻繁に変えるし、プレビューボタンを毎回押して、ボケ 具合を眼で確かめる必要があり、1枚を撮る工程が複雑化し、これがまた 楽しい。 TVドラマや映画を観ていても、ボカし具合が気になって仕方がない。 趣味は面倒な方が良い。 DSC_3573 posted by (C)kirk1701 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/05/16 09:34:13 AM
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