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きざし昇の雑記帳

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2010.02.26
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トヨタのリコール問題が話題になっています。

そこで、善良なアメリカ市民代表のようなスミス夫人が、欠陥トヨタ糾弾の証言をされました。

しかし、その証言内容を聴いていると・・・ ??? が湧き上がります。

私と同じように、疑問を示している記事がありましたので、それを引用いたしまします。

引用文章は青字で、黒字が私の思うところです。

***

 「恥を知れトヨタ!」証言に疑問噴出 時速160キロで携帯って...

引用元はココです。

トヨタの大量リコール問題で、米下院の公聴会に出席した米国人女性の証言に疑問の声があがっている。女性が全世界に向けて「恥を知れ、トヨタ!」とののしったトヨタ車は事故後、修理せずに転売され、その後は一度もトラブルなく走り続けているというのだ。専門家らも、証言のような制御不能状態に陥ることはあり得ないと首をかしげている。

そうなんです。燃料は電子的制御で、ブレーキは油圧のメカニカル制御のはずですよね。

 23日の公聴会に出席したテネシー州在住の元社会福祉相談員、ロンダ・スミスさんは、2006年10月、自宅近くの高速道路で「レクサスES350セダン」を運転中にブレーキが利かなくなり、時速160キロにまで急加速した状況を次のように語った。

(1)走行中のレクサスが加速開始

(2)ギアを「ニュートラル」に入れても減速せず、「リバース」には入らない

ハンドルにあるギアのアップダウンスイッチがNGだったのでしょう。ならシフトレバーもNGなのかな?

(3)サイドブレーキも機能せず時速145キロに

私の車のサイドブレーキは、ワイヤー駆動ですが、今の高級車は電気制御なのですか?エンジンoffでもブレーキが保持されるのかな?

4)「ガードレールか木にぶつけて止めるしかない」と考えた

アメリカの高速道路には、立ち木がむき出しにあるのですね。こちらの方が安全面で問題があるように想えるのですが、文化の違いということで。。。

(5)時速160キロに達し、夫に「最後の電話」をした

160キロでパニックになっていて、電話をするとはなかなかやりますね。たぶん音声認識の電話なんでしょう。さすがハイテク高級車。

160キロは、1秒間に44メートルほど進みます。エマンジェシー・コール以外の処を選択して、電話のできる婦人の精神力は凄いです。

(6)その後、特に新しいことをしないうちに徐々に減速

エンジンを切らずに、制御エラーを解除できるとは、凄い技術ですね。別系統の制御を持っているなんて、航空機なみの安全配慮だ。

(7)時速53キロに落ちたところで、中央分離帯に寄せてエンジンを切った。

電話ができたけど、エンジンを切ることは考えなかったのか。ちょっと残念です。

 この証言内容について、「自動車用半導体の開発技術と展望」の著書がある鷲野翔一・前鳥取環境大教授は、「高速走行中のギアがリバースに入らないのは安全上の構造で、同じ理由でサイドブレーキも機能しない」と前置きし、こう語る。

 「ブレーキを踏み込めば、アクセルの電子制御スロットルが全開でも構造的にスピードは落ちる。万一、電子制御システムがブレーキを認識しないエラーを起こしたとしても、ギアをニュートラルに入れれば動力が伝わらず、やはりスピードは落ちる。ここでもエラーが起きたとしたら、それぞれ独立しているアクセル、ブレーキ、ギアのすべての系統で同時多発的にエラーが起きたことになる。これは天文学的な確率です」

安全性から考えると、ブレーキは命です。だから認識エラーを想定して、サイドブレーキはともかく、走行操作に直接影響するフットブレーキは、メカ制御が優先させると思うのですが・・・・

 ここでいう電子制御スロットルはレクサスなど一般車に標準装備されているほか、現在は大型旅客機などにも搭載されているという。

 160キロまで加速したとの証言自体にも疑問はある。吉岡聡・京都コンピューター学院自動車制御学科主任講師は「コンピューターである以上、不具合の可能性はゼロではない」としつつも、「それを想定して自動車には二重三重のガードが組まれている。今回のようにアクセルを踏んでいないのに160キロまで急加速する異状が起きたら、エンジンが停止してしまうはず。電子制御システムは10年以上前から各自動車メーカーが採用していますが、こんな事例は聞いたことがありません」と話す。

 そもそも、そんなパニックの中でどうやって携帯電話をかけたのかもよく分からない。女性は問題のレクサスを3000マイル運転した後に転売したが、その後の持ち主は走行距離が2万7000マイルに達した今も大きなトラブルは起こしていないという。

自分の意思とは関係なしに暴走する自動車で、ハンズフリー電話であっても、操作をする余裕は私にはないです。私の記憶では、制御不能で暴走した距離は5キロだったと思います。この5キロを平均100キロで走ったなら約3分、120キロで約2分半です。

しかしこのアメリカ婦人は、冷静なパニックコントロールをしています。なのに、エンジンをカットする動作をしなかったのでしょう? カットできるできないではなく、証言を聴くと、カットをする操作をしなかったようです。

それに、ブレーキを強く踏み込んでいたはずですが、証言がどうりなら冷静にパニックブレーキを回避するだけの余裕があったので、何度も踏み直しをしたと思います。減速したということは、フルスロットルが解除され、ブレーキの倍力装置の負圧も確保できる状態に戻ったと想像できますから、ブレキー制御が戻ったとき相当な効き方をしたのではないでしょうか。ABSであっても、高級車のブレーキは強烈な制動能力があります。

なんか、映画に出てくる場面を見ているみたいですね。

 






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Last updated  2010.02.27 15:36:15
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きざし昇@ Re[1]:民主党の安住淳議員(06/10) alex99さん >この男は、表面はいいが裏…
alex99@ Re:民主党の安住淳議員(06/10) この男は、表面はいいが裏はいやな男だそ…
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