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2013年11月29日
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カテゴリ:└多田圭佑
アウトドアーズ・コンパス スタッフ多田です。

今回は、熊野古道の旅のレポートです。

最近、ロングトレイルという言葉を頻繁に耳にするようになりました。
あまりなじみの無い方もおられるかもしれませんが、
巷では結構流行っているようです。

雑誌などでも多く取り上げられています。

私も、トレイルランニングをはじめ、
ライトハイキング、ロングトレイルに興味を持ち、実践しております。

今回は、PEAKS特別号の日本のロングトレイルにも掲載されております、
熊野古道小辺路を、トレイルランスタイルで旅してきました。

そのレポートをお届け致します。

今回のコース

1st day 高野山(千手院前バス停)~薄峠~伯母子峠~三浦峠~十津川温泉

2nd day 十津川温泉~果無峠~熊野本宮大社


今回は、宿泊まりの完全にトレランスタイルで行きました。

前泊は、高野山駅手の九度山という集落にある民宿「なかがわ」という民宿に泊まりました。

かなりレトロ感満載のじいちゃんばあちゃんが営むお宿!

風呂も離れにあるスタイルで、ほんと田舎のばあちゃんの家にきたみたいで、
かなり癒されました!ばあちゃんの家に帰りたい願望がある方には、オススメです。



1日目は、身支度を整えて、朝ごはんの柿の葉寿司を受け取り、出発。
雨の中の出発です。防水シェルをまとい、出陣です。



電車とケーブルを乗り継ぎ、一気に800メートル上ります。





なんかあたりが白い。もしや、
雪が立派に積もってました!






水ヶ峠越[高野山~大股 16.8km]



なだらかな登りと下りの繰り返しで、気持ちよく快走できました。
多少雪が積もってましたが、凍結も無く、スリップせずに走れました。とりあえず小休止。補給です。




伯母子峠[大股~三浦口 15.9km]

登り第一弾。標高差600メートルの登りです。
だましだまし走って、第一関門突破です。

途中、オシャレな非難小屋を発見!中には暖炉。



一度泊まってみたいなと思いながら、スルーです。

頂上着後、雪道の下りを爆走!茶屋跡などにも出会い、歴史を感じながら、これまた快走!
苦しい登りの後は楽しい下りが待っている。これこそ、トレランの醍醐味であります。


三浦口の集落に到着。


川が流れて、穏やかに晴れて、色づいた山に囲まれて、ホット一息、小休止です。
ここには自販機と無人の売店があり、エネルギーの補給ができます。

そうこうしているうちに、時間も1時過ぎ!これは1day完走なるか?

ちょっと不安がよぎり始めました。ナイトラン覚悟では来たものの・・・・




気持ちよい田園風景も広がっていました。




三浦峠越[三浦口~十津川温泉19.2km]

登り第2弾。またまた標高差600メートルを登り返します。




気合で登る、登る、下る、登る!時間が・・・ヤバイ!

無事峠も声、西中バス停着!着いたのは三時半くらい。
これからしばらく苦手なロードが続きます。

若干おなかがすいてきたので、例のこいつで空腹を満たします。

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今回選択したテラノバのウィンディーコンバーチブルミット、かなりいけてます。
指先のミット部が開閉でき、このような指先を使う場合や、温度調整時など、非常に役立ちます。


オススメです!

しばらく、だましだまし走ったり歩いたり、あたりは若干暗くなりつつあります。

はい、あきらめました。

初めての道を単独ナイト走行は危険ということもありますが、
疲労もたまってきており、気力も無くなり、急遽戸津川での宿探し。
最近スマホデビューしたのですが、ココに来て役に立ちました。

ちなみに、道中、ほぼ電波はつながりました。さすが世界遺産。

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この宿、冬から春にかけて、牡丹鍋が食べられるそうです。
次くる来るときは、ぜひ夕飯も頂きたいと思います。

朝食後のコーヒーは、温泉で入れてくれました。濃厚で、くせになりそう!

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果無峠越[十津川温泉~八木尾~熊野本宮大社 15km]
さて、一晩爆睡し、美味しい朝食も頂き、パワー全開でスタート

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しばらく登ること数十分、果無集落到着です。霧に包まれ、かなり幻想的

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絶景ポイントに到着。釈迦ヶ岳方面が一望できますと地図にはあります。どれが釈迦ヶ岳?

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果無峠頂上着です!ほっと一息、あとは下りを爆走するだけ。

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最後の下り、マジでヤバい!今回のルート、基本的に下りがヤバいくらい楽しい。
何度も言いますが、登った後は下りのご褒美が待ております。癖になりますね。

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ついに下りてきました。キラキラ輝く川が出迎えてくれました。

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残りは4.6km、


ロードと最後のトレイルを抜ければ、ゴール、最後の力を振り絞って、ラストスパート!


三軒茶屋跡着です。

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今回のコース、旅籠跡や、茶屋跡など、ほんとに歴史を感じることができる、絶品コース。
車も鉄道も何もない、自分の足がすべての時代。

温暖化とか、原発問題とか、人間が一番人間らしく生きていた時代。
肌で感じることが出来ました。アウトドアは、私たちを原点に回帰させてくれる入り口だと思います。


そうこうしているうちに、鳥居が見えてきました。
今回の旅も、そろそろ終焉を迎えるようです。短い間でしたが、お世話になりました。

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本宮着。ほんとにこれで終わりです。

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帰りのバスの時刻をチェックして

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とりあえず、乾杯。

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山、ありがとう。自然、ありがとう。

end





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最終更新日  2013年11月30日 19時51分28秒
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