テーマ:小学生に英語教育は必要か?(3)
カテゴリ:古河市の発展
産経新聞に『憂いちゃんのおしえてプリーズ!』という一面ぶちぬきの漫画があります。4月15日のお題は「どうする?早期英語教育!(1)」でした。内容を簡単に説明すると、中学生のうれいちゃんが東京の英語教育重点校、渋谷区立松濤中学校に行って、自分の学校との格差にびっくりするというものです。
この学校では、毎朝「モーニングレッスン」と称し、ゲーム形式での授業を英語で行っているとのこと。また、体育・美術・音楽・家庭科の授業は基本的に英語でするそうです。こうすれば国語や数学などの受験科目には影響しないということでした。うれいちゃんは不安になり、英語塾に行きたいと言いますが、お父さんは英語の過大重要視に大反対です。ということで、来週に続くので、またご報告します。 同4月15日、毎日新聞には「英語必修化に教師が尻込み 動揺や混乱も」という見出しの記事が掲載されました。小学校の教師になるのに英語をきちんと習っていないから不安に思っているようです。自治体でも英語教師の質の差を心配しているようです。英会話産業だけは歓迎の様子です。新聞記事に興味がある方は、市立図書館(東3丁目)の窓口に申請すれば一定期間は保存してあるので読むことができます。。 これらを読んで、英語は地域格差をつける可能性があるという思いをますます強めました。英語に力を入れたからといって、教育の質が高いということは必ずしも言えないと思います。しかし、英語というものさしは実にわかりやすいのです。英語に積極的に取り組まない代わりに何かの成績がいいということが見えない限り、それで教育熱心かどうかが判断されるでしょう。古河から優秀な児童がいなくなってもよいのか、よく考えていただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月15日 22時58分25秒
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