昨日、新幹線駅設置のお話をしましたが、反対のご意見も根強いものがあるようです。私自身も合併問題を考える中で、考えが変わってきましたので、悲観的な考えの方を責めたりはできませんし、世の中にはいろいろな考え・利害関係を持つ方がいらっしゃいますので、どんなことがあっても反対だというご意見もあろうかと思います。
しかし、その反対理由のひとつが、本案件が人気取り、あるいは汚職の根源のハコモノ行政になるのではないか、という疑念と警戒感に基づくようですので、補足しておこうと思います。私は南古河駅や新幹線新駅をハコモノとは考えていません。ハコモノは建設が至上命令、目的であって、結論を急ぎ、しかも後のことは考えません。ですから税金無駄遣い、赤字垂れ流しになるのです。
これに対し、私は、駅設置を考えることは市の都市計画に直結するものと捉えています。目的ではなく手段なのです。皆で自分たちの市を見つめなおして議論し、何が強みで、何が誇れて、何が問題で、何が足りないのか、などを深く検討し、明確にする。市内の面だけでなく、周囲の市町・県、関東地方、そして国とどのように関わり、貢献していくのかを広い見地から考える。そして、いつまでに何をすればよいのかを考えてワクワクしながらとりくんでいくことです。これがハコモノということになるでしょうか?
確実に言えることは、私たちは後世の人たちにこの古河市を渡していかなくてはならないということです。できるだけ発展したまちを残してやることが今この時代を生きる人の使命だと私は思うのです。輝ける未来のために合併したのではないのですか?
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