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再出発日記

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社会時評

2020年08月31日
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テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評
朝日新聞の連載記事。朝日は「改憲は遠のいた。それは安倍政権が自ら潰したのだ。それは傲慢があったからだし、それが世論の反発を招いた」という趣旨の記事を昨日配信したようだ。「ようだ」と書いたのは、有料記事なので、下記以外は読めないからである。

だから具体的に批判できないが、私は「傲慢(ごうまん)」のせいとは思わない。それは国民が「明確に安倍首相は戦争できる国を目指しており、国民はそれを目指さない」と自覚していたからだ。ということだと思う。

その上で、安倍首相側に「事実を誤魔化して国民をコントロールできる」という「傲慢」があったかというと、あったと思っているけど、根本はそこではない。

でも、歴史は次第と引きずられるように戦争に入ってゆくことはあったし、これからも、特に日本人はあり得ると思うし、その危険はあまり減じていないとも思う。

ともかく、今朝の朝日のリード文を見て、私の思ったことはそれだけ。




連載考 最長政権
第1回改憲機運、自ら潰した安倍政権 傲慢が招いた世論の反発
編集委員・国分高史、星野典久、菊地直己
2020/8/30 5:00 有料会員記事
絶頂期は4年前だった。
2016年7月10日の参院選投開票日。自民党本部で当選者の名前に花をつける安倍晋三首相は、カメラに満面の笑みをたたえていた。最終的に3分の2を超える「改憲勢力」を衆参両院で確保した首相は、悲願の憲法改正について「しっかりと橋がかかったんだろうと思っている」との手応えを示した。
「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」。こんなビデオメッセージを改憲派の集会に送ったのは、その次の憲法記念日のことだった。
だが、その橋を渡ることはなかった。06年からの第1次政権で改憲手続きを定めた国民投票法を成立させた安倍首相だが、2次政権では具体的な改憲案を国会で議論することはできなかった。28日の退陣表明の会見では、「憲法改正、志半ばで職を去ることは断腸の思いであります」と無念を語った。
なぜ首相は憲法改正を進められなかったのか。
12年末の政権奪還直後は、参…



https://www.asahi.com/articles/ASN8Y7HGGN8YULZU003.html






最終更新日  2020年08月31日 07時36分36秒
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2020年08月23日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評

南スーダンの日報を隠微して、「戦闘」を「衝突」と言い逃れしたあの頃から1ミリも変わらぬ伏魔殿体質。

やがて、参加者からの発言で内容がバレてゆき、来年あたりに議事録開示となるのに違いない。



【独自】新型コロナ専門家会議の発言録入手 “検証”阻む黒塗りの壁
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8/21(金) 12:06
配信
FNNプライムオンライン
FNNは、分科会の前身で、政策決定に大きな影響を与えてきた専門家会議の発言記録を、情報公開請求で入手した。

現物は、ほとんどが黒塗りで、検証に課題が浮上している。

黒塗りばかりの文書。
これは、2020年2月の、政府の第2回専門家会議の速記録。

38ページ、1,352行にのぼるが、専門家の発言として開示されたのは、脇田座長が議題を伝えたことや、「ありがとうございます」といったあいさつなど、ごくわずか。

この会議の翌週には、政府は、全国一斉の臨時休校を政治判断として要請していて、この会議でも、何らかのやりとりがあった可能性もある。

少ない開示部分から、議題として、「学校におけるコロナ対策」が上がっていたことがわかったが、公表された箇条書きの議事概要にも関連する記載はなく、会議の内容がきちんと公表されていたかどうか、疑問が残るものとなっている。

黒塗りの理由について、内閣官房は「公表すると、率直な意見の交換が損なわれるおそれがある」としている。

「3密の回避」に「新しい生活様式」。
専門家会議は、政府の目玉政策を生み出していて、意思決定を専門家が行っているとの指摘も一時あった。

それだけに、議事録は、政策決定のプロセスを示す重要な記録となる。

しかし、会議の重要性とは裏腹に、議事録については、率直な意見交換をすることを優先し、初回の会議で概要のみ公表することを決めた。

今回、FNNでは、公開されている箇条書きの議事概要では、そのもととなった議論の詳細がわからないため、記録を情報公開請求した。

しかし、開示された速記録は、ほぼすべて黒塗りだった。

西村経済再生相「まさに歴史的緊急事態ということでありますので、記録をしっかりと残して、将来の検証、また、今後来るであろう、感染症対策にも備えていかなければいけない」

西村経済再生相は、速記録を将来的に公表する意向だが、国立公文書館に移す10年後となる見通し。

わたしたちがこの黒塗りの下を目にするのは2030年代になりそうで、歴史的事態をどう検証するのか、検討を続けることが求められる






最終更新日  2020年08月23日 13時08分55秒
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2020年05月24日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評

今月18日に、私は次のようなツイートをした。

あともう一歩。Twitterでも世論をつくれる、という実績にもなる!

#週明けの強行採決に反対します
#検察庁法改正案を止めよう

検察官の定年延長、法改正案の今国会成立見送り検討…世論反発に配慮(読売新聞オンライン)
#Yahooニュース

結果は見ての通り。改正案も止めることもできたし(撤回はできていない)、ことの発端だった黒川検事の退職も勝ち取った(6000万円の退職金は分捕られた)。直近の内閣支持率も27%まで落ちた。

これはお隣韓国では出来ていたが、日本では出来切れていなかった、SNS世論作りの発端にすることができたということで、法案阻止以上の「成果」なのだと思っている。

ただ、不安なことがある。

「緊急対談 パンデミックが変える世界 ユヴァル・ノア・ハラリとの60分」で、紹介したハラリさんのこういう言葉がある。

民主国家は平時に崩壊しない。崩壊するのはこのような(コロナ・ショックのような)時。

「このような時」には、二つの異常事態が起こるらしい。
・命と生活の危機。
・権力への移譲。間違いを隠微できる。ますます権力を強化していく。チェックが出来ない。

世界では、それを裏付けるような出来事が起こりつつある。

例えばハンガリーでは、オルバン首相権限を拡大、緊急事態宣言を無期限延長をした。メディアへの威嚇も行った。

香港の運動家・周庭さんが5月22日、次のようなツイートをした。
中国政府による香港の完全破壊が始まった。昨日、中国全人代が香港に直接「国家安全法」を立法することを発表した。これは、香港の立法会で審議せず、中国政府が直接香港の法律を制定するということ。デモ活動や国際社会との交流などがこれから違法となる可能性が高い。一国二制度の完全崩壊です。

日本はそれに「くさび」を打ち付けたことで、世界史的には、事実以上の「意義」があるのではないかと思うようになってきた。

しかし、「油断」は出来ない。
個人情報が民間企業にダダ漏れになるスーパーシティ法案がやはり火事場泥棒的に参院委員会を通ってしまった。

せっかく作った「成功体験」を落としてはならない。
#スーパーシティ法案に反対します






最終更新日  2020年05月24日 10時51分14秒
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2020年05月10日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評

「十二国記シリーズ」の最終章の最終巻「白銀の墟 玄の月(4)」にこのような一節があるのを見つけた。戴国の王を補佐するNo.2のような役人が、自分の身を守る為に自分さえも誤魔化している心理を、その側近の呟きでこう表現していた。

結局のところ、嘘をついている自覚がないから、嘘そのものが粗雑なのだ。ただひたすら大声でわめくしかない。相手が根負けするまで喚き続ければ、嘘も本当になると思い込んでいる。(44p)

この描写に、某国の首相を思い浮かべるのは私だけなのだろうか?

2月29日、安倍首相は、コロナウィルスに対して、突然全国小中学校の一斉休校を命じた。そして、様々な「自粛」を「要請」するという日本語としておかしなことを国民に訴えた。その時に言ったのがこの文句である。
「私が決断した以上、私の責任において、様々な課題に万全の対応を取る決意」

ところが、4月7日、質問逃れをしていると批判された次の記者会見で、珍しく外国人記者の質問に安倍首相は答えた。
「今まで世界はほとんどロックダウンしており、日本だけ天国に見えると思います。成功だったら、もちろん国民だけではなくて世界から絶賛だと思いますけれども、これまで対策を講じた中で、一か八かの賭けが見られます。失敗だったらどういうふうに責任をとりますか?」

これに対し安倍首相は「これは例えば最悪の事態になった時、私が責任を取ればいいというものではありません」と発言したのである。

彼の心の中では、「嘘をついている自覚がないから、嘘そのものが粗雑なのだ。」

この嘘自覚無し病は、コロナウィルスのように、官邸とその周りに伝染しており、科学者である専門会議でさえ、その傾向が見られる。

1日2万件のPCR検査は可能だと首相にアドバイスしたのは、もちろん科学者だろう。しかし、やっぱり無理だった。4日の発熱があってやっと検査のための電話ができるようにしましょう、とアドバイスしたのも専門家のみなさんだろう。しかし、それも2か月以上経って無しにする。

それを決めた経緯は、議事録がないらしい。よって少しずつ嘘をつき、自信満々に答えていれば、やがて本当になると信じている。責任なんて、誰がとるの?

「白銀の墟」では、次第に無気力、言われたことだけをする人間に変えてゆく妖魔が宮廷に棲みつくようになっている。その妖魔は、なんと「平和」の象徴によく使われる鳩の鳴き声に似た鳴き声によって人を変えてゆくのである。そういう伏魔殿に、官邸もなっているのではないか?そういう某国に住む国民は、ホントに不幸だろうと思う。






最終更新日  2020年05月10日 09時03分23秒
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2020年04月27日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評

2020年4月25日のETV特集
「緊急対談 パンデミックが変える世界 ユヴァル・ノア・ハラリとの60分」
が、とても面白かった。
再放送決定!
4月30日(木)午前0:00〜午前1:00

私的にメモしたことを載せる。文責は私にある。

(リード文)
パンデミックのただ中で今、何を考えるべきか。先日ETV特集の中で行った海外の知性への連続インタビューの中でも、特に大きな反響が寄せられたのが、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリからの警告だった。今回はこの反響にお答えし、1時間に及んだハラリ氏へのインタビューのほぼ全体をお送りする。世界が注目する知性からの多岐にわたる現状分析と警告。そしてあるべき未来を手にするための渾(こん)身のメッセージ
出演者
歴史学者(『サピエンス全史』著者)
ユヴァル・ノア・ハラリ
(インタビューした日は4月2日だったと思う)


パンデミックは世界の変化を加速する。

オンライン化で、世界の安い労働者が雇用されて(インドの学者がアメリカの大学の授業をする等)地元は減るかも。

組織労働者は危機にさらされる。

民主主義における危機。
(ハンガリーでは、オルバン首相権限拡大、無期限延長をした。メディアへの威嚇)

民主国家は平時に崩壊しない。崩壊するのはこのような時。

二つの異常事態。
・命と生活の危機。
・権力への移譲。間違いを隠微できる。ますます権力を強化していく。チェックが出来ない。緊急事態こそ、権力への監視を怠ってはならない。

テクノロジーと監視技術
パンデミックが監視の歴史を変える大きな分水嶺になる。民主国家が、こぞって監視を導入。これはコロナが去っても、次のコロナのために続く。
監視のあり方が変わる。血圧・体温、心拍数までの大規模な監視システムに変わる。私たちの感情まで知る。何処にどんなクリックしたのかどんな本を読んで、どう血圧が上がったか?ジョージ・オーウェルさえ考えなかったことだ。そのためのテクノロジーは既に存在する。ブレスレットや指輪をつければそれは可能だ。

イスラエルでは、感染拡大の防止を理由に、一般国民の情報を収集して、逮捕も出来る。私たちは、情報を政府に渡すべきではありません。もちろんパンデミックと戦うには、100%の協力が必要。イスラエルのパレスチナも政府ではなく第三者機関ならば協力するでしょう。

緊急事態が終わっても規制は続く。2011年にプディング令(贅沢品のプディングなどを規制する法律)が出された。これが未だ続いている。緊急措置は危機が終わっても一人歩きする。監視・規制は必要だ。民主的にバランスを取るのが必要。個人に渡してはいけない。必要なのは、「市民に力を与えること(エンパワーメント)」。個人に情報を公表しなくてはならない。
市民にも責任。
科学的な指針を取って判断する。

グローバリゼーションは関係ない。パンデミックはグローバリゼーションが進む前から発生していた。防ぐならば、石器時代まで戻らなくてはならない。

むしろ今は、ウイルスは世界で協力できないが、人類は世界的に協力できる点で進んでいる。危機に立ち向かうのには、情報の共有と連帯が必要。

現代は敵意や分散が拡大している。アメリカのリーダーシップはなくなった。集団的なリーダーシップを期待する。

戦争と考えるべきではない。人のケアが大切。勝利は必要ない。人を命や生活破壊から守れば、それが成功だ。

人類にとって、今回のパンデミックは?
乗り越えることはできる。結末を選ぶの私たち。、独裁をえらんだらダメ。
グローバルな民主主義を選ぶならば意味ある時だったことになる。

心をいたわり、科学を信頼したら、この危機は乗り越えられる。






最終更新日  2020年04月27日 08時25分00秒
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2020年04月24日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評

今読んでいる伊藤順子「韓国 現地からの報告」では、2017年に失脚した朴槿恵大統領のスキャンダルを詳しく解説していた。
「秘腺」(外部相談役→司令塔)の存在をJTBCテレビが、何処からか崔順実のPCを入手して一挙に広まったらしい(2016年10月24日)。
光化門広場で大統領退陣を求める蝋燭集会3万人(10月29日)。
崔順実緊急逮捕(10月31日)。
朴槿恵第二回謝罪会見。第二回蝋燭集会、20万人(11月4日)。
全国で200万人が退陣を訴える(11月26日)。

この時までは、韓国左派と右派は拮抗していたらしい。しかしこれで一挙に中間層が動いた。結局は、「ムーダン(韓国のシャーマン)に操られる国は嫌だ」「せっかく大統領に選んでやったのに」「父親が泣いている」「今こそ学生が立ち上がるときだ」という様々な、しかし殆どの韓国人を包む世論が作られたらしい。

いろいろと感想はあるが、それは本の書評の時に書きたい。言いたいのはそのことではない。日本のことだ。


アベノマスク決定の経過は、未だ闇の中ではあるが、次々とその杜撰さが露呈している。内田樹氏はTwitterでこう言ったらしい。(by中日スポーツ)

フランス文学者で神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏が22日、ツイッターで「アベノマスク」を批判した。新型コロナウイルス感染防止対策の一環で政府から全世帯2枚ずつ配布されはじめたマスクに、不良品が続出していることに感想を述べた。「こんな屑マスクを466億円も出して買った理由は、誰が考えても『日本政府が浮足立っているのに付け込んで不良在庫をつかませて大儲けしようとしたやつ』が日本政府の政策決定に関与していた、ということですよね。なんかだんだん官邸が伏魔殿みたいになってきたな…」とした。


ほとんど、アベノ官邸に、無数の崔順実がいるかの如くだ。アベノ官邸は伏魔殿である。

それでも、国会前に50万人規模のデモは起こらないだろう。と、私は断定する。ここが、韓国と日本の決定的な違いである。

こういう記事もあった。

アベノマスク、なぜ不評か 「安倍政権の議論も換気を」

安倍政権でそれができないのは、議論ではなく、忖度(そんたく)で政策が決まっているからではないでしょうか。首相はリーダーシップを発揮しようとしていますが、周りの官僚は首相が「いいね」といいそうなことばかりにとらわれて、思考放棄している。そして、民意は置き去りにされます。

優しい言い方をしているが、もはや官邸は汚染されているだろう。十二国記の中で、戴国の腐敗は、案外アベノ官邸と同じかもしれない。政権を取るまでは電光石火、凄かったが、その後の6年間は、何もせず国は滅亡一歩手前まできている。
(‥‥あ、日本のことじゃないです。戴国のことです)






最終更新日  2020年04月24日 19時36分14秒
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2020年03月06日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評

平和新聞3月5日号にショッキングなことが書かれていた。「米軍基地汚染」というと、真っ先に思い浮かぶのは原子力潜水艦の放射能汚染なのだが、権力によって完全に隠されているそういう汚染よりも、英国人ジャーナリストのジョン・ミッチェル氏が参議院院内集会で講演したソレは、一定データでも裏付けることのできる、日本国民の将来に影響を与える深刻な汚染だった。

米軍基地の汚染も、米国内では調査結果を常に公表しているが、日本ではされていない。深刻なのは、有機フッ素化合物汚染である。「泡消化剤」に使われている。PEOSとかPFOAと言われる。決してなくならない物資である。発がん性があり、幼児や胎児への発育への影響が大きい。米保健福祉省は、18年PEOSの含有上限を7ppt、PFOAの含有上限を11pptに抑えるように勧告した。そして、沖縄北谷浄水場の水道水から最高で120ppt、年平均でも44pptが検出された。現在特別なフィルターを用いて低減しているが、それでも30ppt近くある。厚労省の水質基準は、この4月から50pptにするらしい。学者は暫定目標を10pptにするように求めている。

詳しくは平和新聞を読んで欲しい。お求めは、お近くの平和委員会会員へ。






最終更新日  2020年03月06日 15時06分25秒
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2019年09月08日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評
赤旗(19.08.28)が「表現の不自由展」で中止に追い込まれた「平和の少女像」の作者キム・ソギョンさん キム・ウンソンさんのインタビューを掲載している。

この前、私が書いていることを裏付ける記事であるばかりではなく、大事なことも言っていた。詳しくは実際に読んで欲しいのだけど、該当箇所をコピペして、のちに私の意見を述べる。

金学順(キム・ハクスン)さんが実名を公表し、被害を告発したのは1991年8月でした。その時、私たちは、その事実に心を痛めつつも、被害者がいて加害者もはっきりしている、解決はそう遠くないだろうと考えていました。
しかし2011年1月、水曜集会に遭遇しました。まだ解決していなかったのかという驚きと、そのことを知らなかったという申し訳なさが募りました。集会の主催団体を探し訪ねると、支援者から寄付を募り「平和の碑」建立プロジェクトが進行中で、芸術家としてできることをやろうと決意しました。

再展示求める声に希望

芸術家たちの表現の自由が守られることは民主主義の基本です。「表現の不自由展」で、少女像が最後まで展示することができれば、日本に民主主義があるということが証明されると考えていましたが、そうはなりませんでした。
短い時間でしたが、私が会場にいて感じたのは、日本の市民の成熟した姿勢です。
説明を熱心に読みメモをとる人や、ハルモニたちの境遇を思って涙しながら鑑賞する人もいました。多くの人から「展示してくれてありがとう」「反日の象徴だと誤解していた」と声をかけられました。中断している「不自由展」の再開を求め行動する市民もいて、被害者の人権を無視している安倍政権とは違うと感じ、本当にうれしく思いました。

反日ではなく共感

少女像の隣には誰も座っていない椅子を置きました。亡くなったハルモニたちが隣で見守っているよ、という意味があります。そして通りかかった人が、なぜここに椅子があるのかと考え、座って少女像の手を握り、ハルモニが夢見る平和を想像したとき、この作品は完成します。


実際に作品を見た人が「反日の象徴だと誤解していた」と感想を言ったことは重要である。少女像は貴方を嫌っているのではない。「私を知って」と願っているのだ。
「反日ではなく共感」の小見出し通りである。

「 芸術家たちの表現の自由が守られることは民主主義の基本です。「表現の不自由展」で、少女像が最後まで展示することができれば、日本に民主主義があるということが証明されると考えていましたが、そうはなりませんでした。」
ホントにそうだったと思う。反対に言えば、現代日本は民主主義の基本が損なわれていることを明確に自覚しなければならないということだ。ある程度は「そうではないかな」とは思っていたが、結果をこのように示されると少なからずショックだ。普通理系ではなく社会系のことは、リトマス試験紙みたいなもので検証することは不可能だが、これはそれが出来たということだろう。

日本は表現の自由が守られていない、民主主義実現未満の国である。

私たちは、この認識をしながら生活をしなくてはならない。






最終更新日  2019年09月08日 08時05分20秒
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2019年08月10日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評
あいちトリエンナーレで「表現の不自由・その後」に出品されていた「平和の少女像」(俗称・従軍慰安婦像)の展示等が、大阪市長や名古屋市長などの公権力からの圧力と「ガソリンまくぞ」という脅しFAXが直ぐに警察が動かない事を知らされて、遂に中止に追い込まれた。表現の自由への侵害と公権力からの検閲・圧力という点で、憲法違反の事案だとは思うが、今回は展開しない。

取り上げるのは、中止するかどうかが懸念されていた時に、ツイート上に展開されていたフェイクニュースが、今も根強く拡散され続けていることである。

それは例えばこんなツイートだ。

アメリカ軍装甲車にひかれた少女は2人いて、空いてるのはもう1人のひかれた少女の像を作って座らせるところだったのが、作りかけで世に出されて、なぜか反日プロパガンダに使われているかわいそうな少女というのは結構知られています。学生ボランティアの方に伝えていただければと思います。



このツイートは、私が(平和の少女像に)「昨年冬に初めて逢いました。学生ボランティアが24時間体制で、ガイド兼守っていました。隣は、一緒に座るために椅子があることを知っている日本人が如何に少ないことか。」と、本当の意図をツイートしたものに対して某氏がツイートしてきたものです。この写真は悪質だ。あたかもこのように展示されるのが意図されていたかのように加工したものである。同じオカッパだし、隣の椅子が空いているのはわけわかんない、と思っている若者にストンと落ちるように作っている。

完全なデマである。写真でしか見たことがない人はコロリと騙されるかも(この某氏もホントに信じてツイートしてきた可能性が高い)。しかし、芸術作品は、直に見ないとわからないことが多い。この作品はその最たるものだと思う。

私の意見を言う前に、この「噂」に対してちゃんと反証した記事がある。そこには、根拠のない噂であるし、いろんな証言からデマであることを立証している。

文春も報じた「慰安婦像の正体は米軍事故被害者」は完全なデマだった! 官邸とネトウヨ情報に丸乗りし印象操作 (2017年12月7日) - エキサイトニュース


しかし、そんな記事を読む前に私はこれがデマだと直ぐにわかった。なぜならば、2点の点で(前掲記事に触れられていない)、他の塑像を作り変えたとは到底思えないからである。

1つは、この彫刻の後ろには明確に中学生ではなく「老女」の姿の影が刻印されているからである。しかも、自由の象徴である蝶を胸に潜ませている。この像が、元従軍慰安婦を表していなくて何なのだというのであろうか?



1つは、あの米軍装甲車女子中学生事件は、私もよく覚えている。私が韓国によく行き始めた頃の事件で、街中で何度もソウルの人たちのデモに遭遇したからだ。それは2002年の秋、21世紀に入った時のことだった。しかしながら、この像はチマチョゴリを着ているのだ。明らかにおかしいだろう。21世紀の女子がチマチョゴリを着て通学するか?万が一頭だけが、作家が彼女をモデルに作りかけていたとしても、ここまで違えば、それは芸術の常識として「作りかけで世に出されて」ということでは絶対にない。もちろん、先のエキサイトニュースを読んだらわかるように、作りかけを流用したというのは、何処にも根拠のない、オカッパだけの頭が似ているだけの、「デマ」なのである。

芸術作品は、直に観てどう感じるか、が全てである。直に観たらわかるように、少女はまるで生きているかのようであり、しかも品がある。全ての無垢な少女の象徴なのだ。観てもないのに、反日だと「批判」する輩は、映画を観てもないのに「面白いはずがない」という輩と同じ穴の貉である。そういう輩を私は軽蔑する。私は映画を直接見ないで批評したことはない。その他の芸術作品も同じである。


こういう「フェイクニュース」が、何度否定されても、まるで鬼の首を取ったように、今回何度も何度も拡散されている。その拡散が、今回、戦後最悪の部類に入る「表現の不自由」の結果になった。

おそろしい、と思う。
おそろしい時代になっている。









最終更新日  2019年08月10日 15時42分20秒
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2019年07月17日
テーマ:ニュース(87374)
カテゴリ:社会時評
個人的な話から始めて申し訳ない。「東京の子」を読んで思い出した。私の奨学金の話をすると、最近の人たちはみんな「ウソでしょ」という顔をする。

「私の貰った奨学金は当然無利子だったし、半分ぐらいはタダだった。だから、確か年間9万円ぐらいしか返さなかったし、ボーナスの一部を充てるだけで済んだし、最後の3年はいっぺんに返したから30歳前後で返し終えた」
「月いくらもらっていたの?」
「確か5万円だったと思う」
「それ!よっぽど優秀だったんでしょ?」
「そんなことないのは、今の私見たら分かるでしょ」
「家はそんなに貧乏だったの?」
「確かに汲々だったけど、苦学をした覚えはないよ。あと3万円も仕送りをしてもらっていたし、月1万円の借家に住んで一切バイトはしなかった」
(どうやら80年代始めの日本育英会特別奨学金制度・国立大自宅外通学の枠に潜り込めたらしい)
この無利子給付型奨学金が今は無くなっているのは、最近姪のために奨学金保証人の判子をついたことで思い知った。現在の奨学金制度は、もう完全にサラ金じゃないか!奨学金って、国民の教育の権利を守るための制度じゃないの?教育の保証は国の根幹制度じゃないのか?

現在国立大の学費は四年間で242万円、私立系大学は395万円、私立系理系大学に至っては538万円だ。私の時は、四年間で30ー50万円だったと思う。それでも、両親にとってはかなりの負担だったはずだ。私の大学3年の頃に、学費値上げ反対運動があり、13数年ぶりに大学教授会と共闘をしたことがある。何故覚えているかというと、その時私は新聞会部長として、生涯初めて人前で演説をしたからである。それなのに、なんとかなるだろうと思って一切原稿を用意しなかった。グダグダになって、教授会からかなり叱責された。もう二度と演説なんて止めようと思った。教授の誰かが、「初めてなんで仕方ないよ」と言ってくれたのを覚えいなかったら、ホントに全ての運動から手を引いていたかもしれない。

閑話休題(^^;)。それでも、そのあと学費値上げは実行に移され、そのあとどんどん値上げされて現在に至る。あの時の、値上げ反対運動は、ものすごく重要だったのだ、私は事前にきちんと準備して演説しなくてはならなかったのだ、と今更ながらに思う。

自公政権が続けば、本気で教育を受ける権利を保障するという政策はとらないだろう。もしあるとすれば、政府の都合のいい人間を作るための奨学金制度しか作らないだろう。

こういう政府は変えなくてはならない。その意味でも、若者いや全ての国民は、自公維以外に投票して欲しい!








最終更新日  2019年07月18日 06時29分59秒
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