カテゴリ:ニュー・オリンズ/音楽
先日買ったthe Dirty Dozen Brass BandのWhat's Going On
言わずと知れたマーヴィン・ゲイの超名盤のフルカバーアルバム。 カトリーナから1年経ってこのアルバムを出すことの意味が大きい。 2曲目はちょっと前に騒がれた70'sソウル・シンガーのベティ・ラヴェットをフィーチャーした、「What's Happenig Brother」、アルバムを通して一番ソウルフルな1曲。彼女のハスキーで少し抑えたかんじのヴォーカルがいい。一番原曲に近いかんじ。 期待してたFeat.G.Loveの曲はちょっと暑苦しさ不足。G.Love単独アルバムの1曲として聴けばいいのかもしれないが、他の曲との間に入ると物足りなさを感じてしまう。 しかし全曲を通して、音楽の中で一番本能的なリズム部分と、感覚的なホーンがひるまずにお互い主張しあい一体化していくという、ブラバンの醍醐味をたっぷり楽しむことができる。 そして、全く古さを感じさせないマーヴィンの曲のすごさを感じさせられると同時に、このコンセプトが全然古くなっていないという悲しい現実に気づかされることになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.08 01:51:45
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