棗鈴をカテゴライズする試み。
『リトルバスターズ!』考察 ねこねこかわいし編(∵)『リトバス』の考察をやる。それは下らない考察ほどいい。では聞こう。※世界の秘密を知っているか?ニアあー、あれな しるかぼけぇ属性が本質を決めるのではない。行動の結果がカテゴライズされるはずだ。そういうわけで、今回は既存の分類に拘らずに、棗鈴がどういった属性に該当するのか考えたい。…なんで鈴かって?鈴が大好きだからだよ。■手始めに既存のジャンルに当て嵌めてみるまずは後発の利を生かす。鈴の特徴を箇条書きにして、その条件から検索してみよう。1,猫好き2,幼馴染3,人見知り4,ぶっきらぼう…こんな感じかな。鈴は相当エキセントリックな娘だ。一目見てわかる通り、そう簡単に分類できるものでは……ん?新ジャンル「ニャンデレ」ニャンデレ……だと……?■「ニャンデレ」とは何かいきなり核心に近付いた気がする。この言葉で鈴を表すと、妙にしっくりくるのだ。しかし、このニャンデレという概念は未だ確立されていないらしい。その証拠に、大幅に意味の異なる複数の解釈が見られる。いくつか例示すると、1,猫が飼い主に甘える様を指す場合(動物)2,ツンデレの猫耳美少女を指す場合(ツンデレの上位互換)3,ゲゲ○の鬼太郎における妖怪猫娘を指す場合(妖怪)など混沌としていて、とてもある程度統一したジャンルとして見做すことは出来ない。それでも、調べるうちにいくつか利用可能な物が見受けられた。4,猫に好かれる娘を指す場合5,猫の前でだけデレデレしちゃう娘を指す場合この要素なら、鈴にも適用できそうだ。猫好き、且つ猫からも好かれる女の子で、「ニャンデレ」。もしかしたら、鈴を中心にして新ジャンルとして完成する時が来たのかもしれない…。とりあえず、俺の見解として条件4,5を備えた娘を以ってニャンデレと規定したい。■シナリオライター麻枝氏の見解何故か俺の手元に、去年のテックジャイアンがある。そこに、鈴ルートを手掛けたライター麻枝氏が無印『リトバス』発売に際して、鈴の特徴を評した短い文章が掲載されている。それによると鈴とは、「(省略)Kanonの舞とCLANNADの風子を足して2で割ったような娘(中略)…らしい。なるほど…、舞のクーデレ加減と風子の辛辣さを、鈴は確かに兼ね備えている。加えて言うなら、非常に子供っぽい性格も大きな共通点か。以上を以って、一応の結論を出したい。鈴は舞と風子を足して2で割ったようなニャンデレ娘である。って長いわ。これでは特徴を並べただけで、分類したとは言えないな…。どうやら、今回の考察は失敗したらしい…。だが、これでいい。失敗したということは、これからも思考する余地があるということ。これは非常に喜ばしいことじゃないか。何故なら、鈴について下らないことを考えたり妄想したりする時間そのものが、俺にとってはこの上ない幸せに変わるのだから…。ああ…一度猫になって、鈴に手グシでぐるーみーして貰えたらなぁ…。