テーマ:海釣り・船釣り(2889)
カテゴリ:釣り・旅
きのうは東京湾へタチウオ・ジギングをしに行った。最近、この釣りのことを「サーベリング」と書いている釣り雑誌があるのだが・・・果たしてこの和製英語は「だいじょーぶ」なのだろうか?
早速「サーベル」という言葉を調べてみた。すると・・・"sabel"(サーベル)はオランダ語なんだね。英語だと "saber"(セイバー)だから、オランダ語の "sabel" に「アイ・エヌ・ジー」を付けるのは「邪道」もいいところだ。 ちなみにタチウオ(太刀魚)は英語で "a scabbard fish"(鞘魚)という。これだけは覚えてほしいのだが、"sabelfish" とか "saberfish" という魚は存在しない。検索すると、ガンダムに出てくる架空の戦闘機 "SABERFISH" が見つかるだけだ。 まあ、餌木を使ったイカ釣りのことを「エギング」と称するのと似たようなモノだろう。なんでも「アイ・エヌ・ジー」をつければ格好良く聞こえるから雑誌編集者が読者を煽っているのだ。 だが、アタシはユルサン。いわゆる「エギング」が流行りはじめた頃、孤軍奮闘して「"餌木釣り"と呼ぼう」と書いたことがある。しかし、さすがに釣り雑誌の力には及ばず「エギング」というヘンテコリンな造語が日本中に蔓延してしまった。 それから、フライシッシングの話になるが、岩井渓一郎が「ルースニング」というわけのわからない言葉を雑誌に書いたことを批判したこともある。"loose"(ゆるんだ、ゆったりした)は形容詞だ。形容詞に「アイ・エヌ・ジー」をつけてどうする? たとえば「美しい」は “beautiful”(形容詞)。これに「アイ・エヌ・ジー」をつけて “beautifuling” というようなものだ。おかしいだろ? チョー気持ち悪いよね。こんな造語は日本語の荒廃につながるから許しちゃイケナイ。当然、英語圏の人に通じるはずもないし。 さてと・・・このあと、すごーーーく長い文章が続く予定である。だが、ビジュアルも豊富に用意するので多分面白いだろう。 つづくぞ、コラ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.15 23:59:37
コメント(0) | コメントを書く
[釣り・旅] カテゴリの最新記事
|
|