テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
原作の漫画は読でません。アタシの予備知識は映画館で観た予告編だけでした。まあ、それでもいいと思いますが、これから観る人のために、チョットだけ予備知識を・・・
●まず“蟲”とは? 蟲師 Official Book【漆原 友紀】 によると・・・ 動物でも植物でもない、生命の原生体――“蟲”。時にそれはヒトと棲む世を重ね、奇異なる現象を呼ぶ。 なんだか得体の知れない「生命体」ってことでしょうね。「虫の知らせ」の「虫」や「疳の虫」の「虫」も“蟲”の一種なんでしょうか? ●それでは“蟲師”とは? 映画によると・・・ 人に取り憑いた“蟲”を追い出して病気を治したり、人間界で悪さをする“蟲”を封じ込めながら、行商人のように旅をする人・・・ってところですかね? アタシはそのように理解しました。 ●光脈筋とは? 映画の中で「こうみゃくすじ」という言葉が出てきます。アタシは原作を読んだことがないので「鉱脈筋」だと思ってました。でも、それでは話の辻褄が合いません。 家に帰って調べてみると、「光脈筋」であることがわかりました。なぜギンコが「光脈筋」を探したかというと・・・それは虹郎(こうろう)に「不思議な虹」を見せるためであり、自分のルーツを探すためだったような。 とにかく旅の目的はハッキリしません。でも、我々の人生だって目的は変わり続けます。その場、その場で興味の対象は変わっていくのです。“蟲師”みたいな生活・・・自由でいいじゃないですか。 ●時代は? 明治時代の片田舎に見えますが、ギンコの服装は今どきの若者とそう変わりません。髪を脱色してギンコみたいになってるヤツもたまに見かけます。だから、日本ではあるけれども、別世界のようです。 ●感想 途中で“ボゥーッ”として眠くなっちゃいました。でも、それはつまらなかったからではなく、時の流れが止まって別世界に遊びに行ったような感覚で・・・気持ち悪いという感覚じゃないですね。夢を見ているような感覚でした。 たまにはこういうのもいいかなってことで、評価は B-「まあまあ。レイトショーでゆったり」にしておきます。 評価は迷いましたよ。A- の「思わず唸った」から、D の「なんじゃこりゃ?」まで、どれにしようか悩んだ末に B- を選びました。ストーリーを無理に追わず、情景を目に焼き付けるような見方をすると面白いでしょう。 欲を言えば、もうちょっとラストに盛り上がりがほしかったな。それが B じゃなくて B- にした理由です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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