開運千社札

※漁魔に変身しているときは、すべて土佐弁になります。あらかじめ、ご了承ください。

2011年6月16日（木曜日）

羽田発の飛行機が遅れ、那覇発-久米島行きの飛行機にギリギリ間に合った漁魔

「おっ、ブンちゃんやないか。久しぶりよのぉ！」

「漁魔さん、何年ぶりやろ？」

「ほやのぉ、5，6年ぶりやろか？」

※ブログを紐解いた結果、2006年の2月以来だということがわかった。早速、そのときのブログ を引用してみよう。

※ブンちゃん（高知県土佐市）談

1.アラエボ2は設定6より設定4の方が吹く。6は高確からの転落率が高過ぎ。（そう言えばアタシは6で大負けした）

2.コンビニの弁当は原価3割。（ブンちゃんはコックだから間違いないと思う）

3.一昨年ムンムク島（仮名）でメバルを3桁釣ったが、今はそんなに釣れない。アオリもジンが3桁釣ったが、もうそんなに釣れない。

4.ホテルのバイキングで元を取るヤツはほとんどいない。

5.去年45キロのキハダを釣った。（ジンくん、ヒデさんと3人がかりで）

6.そのマグロを普通の包丁とまな板で捌いたら流しが血の海になった。

※ヒデさん（香川県高松市）談

1.去年の10月に会ったとき、60センチ級のメジロを2本釣った。（その日我々はアオリイカを釣っていた）

2.その1週間後、70～84センチの小ブリを11本、ジンが18本、ブンちゃんが14本釣った。

3.ヒデさんは10本釣ったところでヘトヘトになり、2時間あまり休んでいたが、船長が「釣れるときに釣ってくれ」と言うのでイヤイヤもう1本釣った。（なんと贅沢な！ アタシ等は1週間前に行ってダメだったのに・・・）

4.そのとき、最後はジグを落とすのが恐かった。『食わないでくれ』と祈ったそうだ。

※ガベさん（愛媛県四国中央市）談

一昨年、ネットで知り合った釣り仲間が防波堤から転落して亡くなったときのこと。告別式の日に、はじめて亡くなった人の本名を知った。参列者の本名も、顔見知りなのにほとんどが初耳だった。（釣り場では、みんなハンドルで呼び合っているからこういうことが起こる）

「ブンちゃんは、今もホテルのコックをやっちゅうが？」

「今は干物屋をやりゆう」

「ブンちゃんは、ヒデさんの代わりよ。ヒデさんは、おととし亡くなったんよ」（ガベさん）

「えっ、ほんまかえ？ たしかヒデさんは一級建築士じゃったの。しょうえいクルマに乗っちょった。あんときゃー、高松から松山まで乗せてもろて・・・」

「何年かヒデさんも久米島に通っちょったんよ。おととし癌で亡くなったんやけど・・・去年、家族と一緒に久米島の沖で散骨してきたん」

「ほうかえ、まだ若かったがやき・・・」

「ほんで、ブンちゃんがヒデさんの釣り具を形見にもらったんよ」

「そりゃぁ、弔い合戦やねぇ」

※ジン君というのは香川県に住む超弩級の「釣りキチガイ」である。奥さんに「わたしと釣りとどっちが大事なの？」と問われて、一瞬の躊躇もなく「釣り！」と答えた。その頃、ジン君の年間釣行回数は200回を超えていたと思う。（その後、離婚が成立して現在は独身）

---久米島到着---


カメラを構えているのがガベさん、左からヒロにい（愛媛県新居浜市）、ポーくん（ジンの弟子で香川県善通寺市）

人物紹介はこれぐらいで、つづきはまた・・・