こんにちは。
今回は私が住んでいる各務原市にある苧ヶ瀬池(おがせいけ)を取材します!
えーさて、この池がどんな池かといいますと、
「奈良時代、宝亀年間(770年頃)に一晩でできた」
「大蛇、龍神が住み、竜宮城の入口がある」
などなど、数々の伝承がある池なのです。
伝承もさることながら、昔から観光地として親しまれ、岐阜県新八景の第1位に選ばれている名勝地なんです。
こんな石碑も立ってます。
周囲約2kmあるこの苧ヶ瀬池。
上の地図のスタート地点から1~3の順にぐるっと周っていきます。
※今回はちょっと長いので、文字を読むのがめんどーな方のために写真をふんだんに使用しております。写真だけでも池の雰囲気を味わっていただければ幸いです^^
観光地だけあって、周囲には駐車場や大きな芝生があり、
憩いの場所にもなっています。
1.神の使いがわんさか(罰当たり表現)
歩いていくと、ほどなく(最初から見えていますが)神社が見えてきます。
こちらは八大龍王総本殿。
池の中に龍の神様を奉った社殿があり、多くの参拝客が来るそうです。
この日は日曜日ということもあって、多くの人が参拝したり、池の鯉にエサをやっていました。
エサの麩やかっぱえびせん(!)は境内で売っています。
苧ヶ瀬池では鯉と亀は神様の使いとして大切にされているのです。
八大龍王堂と神の使い。なんだかありがたや~?
2.神と紙に包まれた・・・?
苧ヶ瀬池の先端までやってきました。
ここにもひとつ、八大白龍大神という神社があります。
先ほどの八大竜王はインドの神話に登場する龍の神様、八大白龍は悪さをしていて、八大龍王に懲らしめられた末修行を重ねて神様になった龍なのだそうです。
白龍だけあって、全体が白基調!
こちらにも参拝客が沢山きています。
そして、この鳥居をくぐるとすぐに見えてくるお店、彌堤和家(みつわや)さん。
ここまで歩いてちょうどお腹もすいていたので腹ごしらえです。
店頭ではお好み焼きがジャンジャン作られていました。
デデン!私の好物みたらしだんごに五平餅、そしてお好み焼き。
外で食べる団子とお好み焼きはどうしてこんなに美味しいのだろう!
そして、見てくださいこのお好み焼き。
写真からしても割とボリュームありますよね。
アツアツで歩きながらでも食べやすいようにアルミホイルと紙で丁寧に包まれています。
そのお値段、なんと100円!!
たっぷりキャベツなどの具が入っていて、濃いめのソースとよくあっています。
桜えびも入っていて、生地のおこげの部分とWの香ばしさを楽しめます。
私が買った後にも次々と参拝客の方がお好み焼きを注文。
苧ヶ瀬池に来たら是非とも食べていただきたい一品です。
お腹が脹れたところであと半分散策しましょう。
3.憩いスペース続々
池周辺はこんな風に散策道が整備されているので、ウォーキングやジョギングをしているかたもいました。
2キロですから運動にはちょうどいいのかもしれません。
そして歩いていると屋根が付いた休憩所を発見。
さて、また一休み。お好み焼きを食べましょう。(まだ食べるのかよ!)
神社のある方とは違ってとても静かな空間です。
そして少し歩くとまた芝生の広場が。
これだけ広場があればどれだけキャッチボール親子が来ても平気ですね!
池の周囲を歩いていると、ところどころにこんな風にスイレンがあります。
実は苧ヶ瀬池は睡蓮が有名だったのですが、何年か前に根が腐る病気でほぼ全滅してしまいました。今は地元の人や学校などが協力してスイレン復活プロジェクトで苧ヶ瀬池の睡蓮を大切に育てています。
●ぐるっと一周
いかがでしたでしょうか。
とても広い池なのでなかなかその全貌をお伝えしきれていないと思いますが、車でも公共交通機関でも来やすいところにありますので、ぜひ足を運んでみてください。
7月には花火大会が開催されますので、この機会を狙ってみるのもいいですね。
最後に、もうひとつの神の使いにもでくわしました!
○アクセス
・名鉄「苧ヶ瀬駅」下車 徒歩15分
・各務原市ふれあいバス「おがせ池」下車 徒歩0分
○彌堤和家(みつわや)
・場 所:八大白龍大神 境内
・休業日:毎週木曜
(雨の日はお店の中で食べることもできます)
P.N ギー