恵那農林事務所　農地整備課です。

ウォーキングイベント「秋の月待ちお堂めぐり」を紹介します。  開催日：平成22年9月23日(祝）

　岐阜県恵那市岩村町富田は平成元年に農村景観日本一に選ばれたことで注目を浴びました。このウォーキングイベントは地元の組織である富田をよくする会を中心に開催し、今年で１７回目となります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　この農村景観の特徴は、岩村盆地に昔ながらの農家や蔵が点在し、また奥には山々が折り重なって様々な色合いを見せているところだと思います。

　月待ちとは、旧暦の９月２２日に、日没から立ったまま月の上がるのを待ち、月に願掛けを行うという昔からこの辺りに伝わる風習のことです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　又、お彼岸の１週間、各お堂に地域の皆さんが交代にお参りを行い、畑で取れた枝豆を御供えしてお下がりをみんなで分けて食べていました。この２つの習慣を合体させたものがこのイベントとなっています。

ウォーキングコースは約７ｋｍで、日本一の農村景観を見渡す展望所やお堂などを回るコースとなっています。

　ゴール地点では、東光院住職の法話や岩村城太鼓の演奏、食べ物市、飲みもの市もあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　参加費は大人５００円、中学生以下３００円となっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　岐阜県では、このイベントに協賛するとともにぎふ水土里の体験スタンプラリーの一つとして位置づけ、農業農村の発展のためにＰＲをさせていただいています。

　ぜひ、秋の農村ウォーキングを満喫していただいて、農産物をいっぱい手に持って家に帰ってほしいと思います。

岩村城は「日本一」標高の高いところにある山城です（標高７１７ｍ）。このため日本三大山城の一つに数えられています。

平成１０年4月、岩村町の岩村本通りは商家の町並みとして、国（文化庁）の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。岩村は江戸時代東濃地方の政治・経済・文化の中心として栄えた城下町です。保存地区は、城下町の町家地区として形成された町の形態と、近代の発展過程を伝える町屋群とが周辺の環境と一体となっていて、特色ある歴史的景観を良好に伝えています。

問合せ先

　主催者：恵那市観光協会岩村支部事務局　ＴＥＬ：０５７３－４３－４６２２

　協　 賛：恵那農林事務所　農地整備課　計画調整担当　ＴＥＬ：０５７３－２６－１１１１（内２９７）