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2010年05月30日
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カテゴリ:小説 ミステリ
花と流れ星


作者:道尾秀介

今、見ている連続ドラマは「新参者」。原作は読んでいないけれど、東野圭吾氏の原作ならきっと面白いだろうと期待して。

毎回、殺人にかかわったのでは?という人物が出てくるのだけれど、彼らの怪しい行動は「秘密」「思いやり」「愛情」からくるというもの。今のところ、毎回人情ホロリという感じ。

さてさて、この『花と流れ星』も連作小説になっているが、さまざまな事件が「真備霊現象研究所」の周囲で起こり、オチは肉親の情愛とか、友達関係とか、「情」がからんでいる。

単細胞(?)な性格のわたしからすると、「そこまで考えて、行動するか?」と思うところが多かった。(見ているドラマも、そういうところがある)

でも目的を果たそうとすると、人はいろいろな手段を考えるのもしれない。

小説の面白さは、んー。まあまあ。ちょっとマンガチックというか、リアリティに欠けるかも。ファンにはたまらないシリーズみたいだけれど、なるほど、ちょっと「閉じた」感じのする小説。

では、愛はあったか?愛はありました。





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Last updated  2010年05月30日 12時49分58秒
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