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マダム豆大福の読書の小部屋

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2013年04月23日
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【送料無料】教室内カースト [ 鈴木翔 ]

気になっていたこの本。

スクール・カーストとは、主に中学・高校のクラス内で発生するヒエラルキー。

同学年の子どもが、互いを値踏みし、ランク付けしている。

「一軍、二軍、三軍」とか…

そういう「言葉」はなかったけれど、自分が中学、高校のときも、
こういうのあったよなあ…と思う。

この本に書いてある内容は、ちっとも目新しくはない。

「上位」にいる生徒は「遠足バスで、後ろのほうで大騒ぎするタイプ」とか、
「彼氏、彼女がいる」「見た目がいい」「自分の意見を言える」とか。

「オタク」はどうしても下位になってしまう、とか。

グループで別れていて、グループ間は「没交渉」だとか。

自分が中学高校のときは、だいたい「中ぐらい、あるいは中の上」のグループに属していたと思うので、スクールライフは楽しかった。「下位」の人たちのことを思いやることもなかった。

しかし。

「下位」グループの子どもたちは、学校内での「行きづらさ」を抱え、
それが成長した後も人生に影響してしまう…という記述があり、
残念なことだと感じる。

しかし、この本には、解決法、対処法はほとんどない。
学校内にある、ぼんやりとした人間関係のありかたに、言葉と定義を与えて
輪郭付けしているのみである。

学校に勤めている私。
本では、教師もスクールカーストをよく理解し、それをある意味
利用してクラス運営をしているともあった。

私はどうだろう。公平にしているつもりだけれど、
なんとなく、自分と同じような「中位」の子にシンパシーを感じているかもしれない。

おとなしい子も、目立つ子も、国の宝。
大事に育てましょう。





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Last updated  2013年04月23日 14時26分48秒
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