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カテゴリ:小説 どんよりする
【送料無料】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [ 村上春樹 ] 村上春樹の新刊を、やっと読むことができた。 出せば売れる、描き下ろししかしない、村上作品。 読みだせば、どうなるのかなー?と先が気になり、あっという間に読み終わった。 もどかしさと物足りなさがやや残る。 20代のときに、村上作品を読んだ時のようなフレッシュな感動には至らなかった。 私が「慣れた」のか、村上春樹氏が「自分の真似」スパイラルに入ってしまったのか… いつものパターンだなあ…だった。 中学1年ぐらいのとき、「赤川次郎」にはまり、お小遣いを彼の文庫につぎ込んだが、 ある日、出てくる女の子がいつもあまりに類型的で同じことに気づき、飽きてしまった。 それからまったく、手にも取らなくなった。 村上氏の小説に出てくる女性も、それから男性も、パターン化している気する。 あと、金持ちしか出てこない点も、さびしい。 もちろん、小説は楽しめた。4人の親友にある日突然去られた心の傷を 直す?ために巡礼に出る「つくる」。筋は面白いし、心に残るセリフもある。 でも、村上春樹を初めて読むという人には、進めないなあ… ノーベル賞、うーーーーん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年07月06日 23時13分42秒
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