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まいかのあーだこーだ

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2024.04.14
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カテゴリ:ドラマレビュー!
NHK大河「光る君へ」第14話。

貧しい女児に文字を教えようとした主人公。

しかし、
その意義は誰からの理解も得られぬまま、
苦い挫折を味わうことになりました…。



なぜ紫式部は、
不倫男の官能小説「源氏物語」を書いたのか?!
もしかして日本人の識字率を上げるためだった?!

たしかに、
どんなに「文字を覚えましょう♪」と呼びかけても、
バカな貧乏人にはその意義が伝わりませんよね。

貴族の学問など、
平民が生きるうえでは何の役にも立たない!!
…みたいな先入観もあったでしょうし。



ならば、
エロいポルノ小説を書いて世間にばらまこう!
そうすればバカな貧乏人たちも、
必死になって文字を学ぼうとするにちがいない!
…みたいな発想があったのかしら?

たしかに、その意味でなら、
ポルノ小説にも社会的な効用はありますよね。
いわば文字を学ばせるための「釣り」として。



まあ、
当時は著作権もないし、印税収入もないので、
小説家などという職業もまだ存在しませんし、

かといって、
紫式部もただの余興で書いてたわけじゃなく、
平民のためのボランティアで書いてたわけでもない。

通説によれば、当時の文学作品は、
お妃候補のサロンを盛り立てるための呼び物だったらしい。

他の妃よりも、天皇が娘のもとを訪れてくれるよう、そのサロンを楽しく盛り立てる。彰子サロンを盤石にするため、『源氏物語』の作成から製本までがプロジェクトとして組まれたわけです。そのサロンを挙げての物語作りとPRのパトロンが、彰子とその父・道長であり、実質的な最高責任者が紫式部でした。
https://diamond.jp/articles/-/336452?page=2



でも、このドラマのなかでは、
藤原道長も、紫式部も、清少納言も、
もっと高い「志」をもってそうな感じがしますよね。

もしかしたら、
道長や倫子さんらがパトロンになって、
日本人の教養と識字率を高めるための社会事業として、
紫式部に王朝文学の制作を委託した…みたいな話かも。



実際のところ、紫式部に、
平民の識字率を上げようとの構想があったかは不明だし、
そもそも書写された「源氏物語」が、
ひろく平民にまで読まれたとの記録も存在しないはず。

でも、
もしかしたら平民だって読んでたかもしれない?!

すくなくとも貴族の男女の教養を高めるうえで、
紫式部の官能小説には社会的な効用もありましたよね。

やっぱり学問って、楽しくなけりゃ広まらない。
そういう発想は現代の教育行政にも必要だと思います。




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最終更新日  2024.04.15 00:46:23


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