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カテゴリ:お出かけ
大手町合同庁舎での大規模接種に、今回は東京駅からのシャトルバスを往復利用させてもらいました。
東京駅から会場への往きは、丸の内の南?の端を掠めて馬場先門の前を右折し、神田まで行って、そこから錦町河岸の交差点を曲がって神田橋を渡るという大回りで15分以上かかりましたが、帰りは少し違うルートで10分足らず。 往復ちゃんと違う景色を見せてもらえた、大サービスのシャトルバスツアーでした。 超ミニミニですので、特に帰りはあっという間に東京駅に着きました。 バスを降りてふと見ると、丸ビルの窓が、 拡大してみますね。 わかります?ステンドグラスになってるみたい。 写真は撮りませんでしたが新丸ビルの窓も同じようになっているみたいでした。 新装東京駅もすっかり完成して、丸の内側、素晴らしい。 これパノラマですけど、分解すると南口から 北口までこんな感じ。ホント、素敵ですよね。 もう何十年も前、丸の内で働いていたのですけど、駅だけでなく、広場も駅前のビルも建て替えでピッカピカになり、あの頃と全然違います。働いていたビルはどうなっているかしらと、中通りをちょっとパトロールしてみることにしました。 その頃のように中央郵便局(今どきはKITTEというらしい😅)の前の信号を皇居方面に渡って行くと、正面のビルはなんとアップル🍎になってる!信号を渡り切って、180°見廻しても景色には懐かしさの欠片どころか、違和感しか感じません。 中通りとの角には三菱重工本社ビルがあったはずなのです。1974年、ビル爆破事件のあったあのビルです。わたしが働き始めたのは確かその事件の2-3年後でした。 でも、そこには三菱重工の本社もビル自体もなくて、 あったのはこういうビルでした。ビルの中にあったのははオシャレで高級そうなお店ばかり。 後で調べると、三菱重工の本社はどこか別の場所にに移転して、何年か前にまた丸の内に戻り、今はここから少し離れた日比谷通り辺りにあるそうです。 わたしが働いていた会社はこの重工ビルの隣、古川総合ビルの中にありました。 さて、どうなっているかと歩いて行きましたが、やはりそういうビルはなくて、代わりに あったのは、こんな入り口のファッショナブルなビルでした。 こちらもテナントは高級そうなショップばかりのようです。 中通りを挟んだ向かい側にあった富士ビルとか、東京會舘ビル?とかも取り壊されて新しいビルが建っていました。 丸の内は、もう、あの頃の丸の内とは別の街になってしまっていました。 あの頃一緒に働いていた友達と、丸ビルが建て替えられた後会ってランチをして、新しい丸ビルの窓から中通りの両側のビルを眺めながら、いろいろ思い出話をしたことがありました。 中通りも、その時すでにわたしたちの知っている中通りとはずいぶん変わってしまっていて、あの頃の面影はほとんどないわね、わたしたちも歳をとるわけよねえなんて笑って話したものでしたが、実はその友人はその何年後かに亡くなってしまいました。その彼女の思い出まで溢れてきて、なんだか涙が出そうです。 気を取り直して、何かパーっと買い物でもしたら悲しい気分も紛れちゃうかな?とふと脇を見ると、行列。 訳もわからずとりあえず並んでみてから、よくよく見ると、スイーツのお店のようです。 どうやらフランス語らしくてよくはわからないけれど、なんだかフランスの発酵バター、エシレバターに関係があるお店みたいです。 ってことは、もしかしたらお高いんじゃない?とドキドキ、でもお菓子だし、ねえ、と思いながら、順番を待ちましたが、中に入って飛び上がりそうになりました。 そのエシレバターを使ったお菓子が販売されているのですが、なんと、フィナンシェやマドレーヌが300円以上。1個、です。 さらに驚くなかれ、ケーキは3種類あって、1カットが800円から900円! ショックで、感傷的な気分が見事に吹っ飛びました。 やけのヤンぱち?買ってきちゃいました。いくら使ったかは内緒ですけど。 ケーキは昨日のお茶の時、夫と半分ずついただきました。 こちらはミゼラブル。864円。クリームはほぼバターで、クリームの間に挟んであるのはサクッとしつつモチモチ感もある謎の焼き菓子でした。 こちらはミルフォイユ、なんと972円。 クリームは、味はカスタードなんですが、重い! パイ生地はサックサクでバターの香りがたっぷり。で、なぜかしょっぱい。 3時に紅茶を淹れていただきましたが、あまりにどっしりしたケーキで、危うく夕飯が入らないところでした。 もう少しお手頃なフィナンシェとマドレーヌももちろん買ってきて、今日いただきました。 トースターで軽く温めてと書いてあったのでそうしていただいたら、小麦粉の香りが良くて、バターもほんのり香り、リッチな味わいでした。フィナンシェの方がより甘めかな?貝殻型が可愛いマドレーヌはしっとりと、どっしりと。 どれも、このお値段なら、一度味わったので、もう十分と思いました。 そして夫には値段を教えられなかったmamatamでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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