|
テーマ:知らなかったこと。(8)
カテゴリ:お花たち
今日はほんとは愛媛旅最終日に取り掛かろうと思っていたのですが、これがもうめっちゃ大変。
いろいろ行きたかったのに結局松山城しか見られなかったこの日、だからパパッと書けてあっさり終わりそうなものなのだけれど、そうは問屋さんが卸してくれません。この国宝はちょっと格が違うのです。 白状すると写真を撮りすぎて収拾がつかなくなってるわけですが、だけど、皆様、門やら塀やら目に入るもの目につくもの、ぜーんぶ国宝なんですよ、このお城。それじゃもう撮るしかないじゃありませんか! さらには、説明板もなるべく撮ってきたのですけど、いろいろあってガイドさんをお願いできず、系統だった説明を聞いていないので、頭の中が整理できてなくて、文章がまとまらないと言うのもあります。 と言うことでアップはちょっと延期です。 で、唐突にアジサイのオハナシですが、まず、写真を見てください。 今日撮ったものです。 これとか これとか、ご覧になって、はて?(寅ちゃん風に)と思われませんか?(答え合わせは後でね。) 紫陽花の花と一般に言われているものが実は花ではなく萼片だと言うのはご存知ですよね。それはわたしも朧げに知っていました。
それを装飾花と呼ぶことは、ブロ友のkororinさんのブログで知りました。では、まことのお花は? 両性花と言って(それもkororinさんからの受け売り)、上の写真にも出ていますが、装飾花の真ん中にぽちっとある丸いもの、これが両性花だそうです。上の写真のような額紫陽花だと、装飾花が周りを縁取るように咲いている中央の粒々集団がありますよね、あれが真の花(真花)別名両性花です。 詳しいことはわたしも不勉強で、よくわからないので、よろしければこの辺りをご参照ください。 先ほどの答え合わせ、はて?の正体は ここなのです。粒々のあるはずのところにお花が咲いている、それが真花。なんか、もう、愛おしいとしか言いようがないでしょ。これが答え。これをお見せしたかったのです。 今日見つけた真花たち。 kororinさんのお庭は、彼女の愛情あふれるお世話のお陰でたくさんの種類のお花たちが力強く、美しく咲き歌っています。毎日その子たちの写真を紹介してくださるのですが、普通なら終わっていると思われる紫陽花のお花たちを、ここからがいいの!とたくさん紹介してくださって、おかげでわたしは、これまでとは違う紫陽花の楽しみ方を知りました。 道端にもたくさん植っていて、どこででも見かけるお花ですけれど、真の花を愛でるのは、しっかり立ち止まって、わたしの場合なら自転車を止めて、身を屈めて、目を近づけないと見えない世界です。 皆さんも時々でも、この密やかで華麗な世界を楽しむ秘密結社に参加なさいませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お花たち] カテゴリの最新記事
|