”今日の御言葉”03・29♪”ヴィア・ドロローサ”キリストの十字架への道!
(ルカによる福音書23章26~32節)『彼らはイエスを引いて行く途中、いなかから出て来たシモンというクレネ人をつかまえ、この人に十字架を負わせてイエスのうしろから運ばせた。大ぜいの民衆やイエスのことを嘆き悲しむ女たちの群れが、イエスのあとについて行った。しかし、イエスは、女たちの方を向いて、こう言われた。「エルサレムの娘たち。わたしのことで泣いてはいけない。むしろ自分自身と、自分の子供たちのために泣きなさい。なぜなら人々が、『不妊の女、子供を産んだことの無い胎、飲ませたことのない乳房は、幸いだ。』と言う日が来るのですから。そのとき、人々は山に向かって、『われわれの上に倒れかかってくれ。』と言い、丘に向かって、『われわれをおおてくれ』と言い始めます。彼らが生木にこのようなことをするのなら、枯木にはいったい、何が起こるのでしょう。」他にも、ふたりの犯罪人が、イエスとともに死刑にされるために、引かれて行った。』”総督ピラト”の判決を受け、全く無実の罪であられた【イエス・キリスト様】は、【十字架刑】に処せられる事になりました。 当時の”ローマ帝国”の”反逆罪の刑罰”が【十字架による磔刑】でした。現代よりも、超モラルが低い時代だったので、それは残虐を極める刑罰であり、現代人から見ると目を覆うばかりです。現代では観るに耐えない拷問です。(非常に見るに堪えないという方は、これは古代の出来事であり、人間が非常に野蛮な時代の事である為・・とご理解下さいませ。)ヾ(。>﹏<。)ノ【磔刑】にされる人は、最初に拷問のような【鞭打ち】をされ(それだけで外傷性ショックで亡くなる人も多数居た。)、その後、自らの【十字架】を背負って、刑場まで歩かされます。【イエス・キリスト様】が”ゴルゴタの丘”まで十字架を背負って歩かれた道が、現代【ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)】と言われる道です。(14のステーションがあります。)”カソリック”では、この【受難節】の時期に、【エルサレムのヴィア・ドロローサ】を十字架を背負って歩み、【主の御苦しみを偲ぶ】習慣があります。。゚( ゚இ‸இ゚+)゚。私達は、【主イエス様】の苦難を、本当には心に描く事が難しいかもしれません。何故なら、それは古代の余りにも残酷すぎる拷問刑だからです。しかし、この【エルサレム】の【ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)】を辿る”巡礼者”は、【キリスト様】の苦難を偲び、【イエス様】がこれほどの苦しみに耐えられたのは、【万民の永遠の救いの為】である事を覚え、その【深い御愛】に感謝して、祈るのです。私達も、この【ヴィア・ドロローサ】を辿り、【主】の御苦しみを偲んで、その御愛に感謝しましょう。 日本の【受難節】は、”春”の訪れと重なり、ちょっと”重い話し”と感じられますが、この【春】という恵の季節を迎える時、その前には”耐える冬”の存在があります。 ”主イエス様”も、耐え偲んだ【十字架】の先に、【復活】(イースター)という、【救いの達成】の為に、耐えて耐えて、耐えられました。・・私達も【春の恵】を神様に感謝する時、この耐える【受難週】を思う時に、より【復活】を喜ばしく感じるように、【春】という神様の恵の時を、心から喜び祝う事が出来るでしょう(^^) 平和な世界は【イエス・キリスト様】の”愛のプレゼント”と言えるでしょう。【イエス・キリスト様】の”愛の十字架”により、世界が変わりました。『自己中心的で自分さへ良ければ良い。自分が無事なら良い。』という考え方から、【他者を思いやることの大切さ】が生まれたのです。(自己犠牲の愛・・という人間にしか出来ない高度な”愛”が生まれました。)(^^)”クリスチャン”で無い方も、【イエス・キリスト】という偉大な方は、このモラルの低い残虐な時代に、現代のモラルの元となる”他者への愛と思いやり、赦し”を体現された素晴しい方であった事を知って頂けると嬉しいです。この【キリスト様】の説いた”愛の教え”は、文字通り、【世界を変えていきました】【主イエス様】は、地獄のような苦しみの歩みにも、他者の苦難(ユダヤ戦争)を思って、力を振りしぼって忠告しました。どんな苦しみの時にも、御自身よりも、他の人の事を考えられる”愛の人”であられました。【主イエス様】の苦難を耐え偲ぶ【御愛】を思いながら、感謝してこの主の歩かれた【ヴィア・ドロローサ】を辿りましょう。(スマホで巡れます。再開しましたね。何故??)◎【ヴィア・ドロローサ ステーション1】(キリストが総督ピラトから判決を受けた場所!元”アントニヤ要塞”、現在は学校です。)◎【ヴィア・ドロローサ ステーション2】(キリストが鞭打ちを受けた教会、ここには【宣告の教会】(ピラトの宣告を受けた場所)もあります。)ステーション1のすぐ傍にあります。(”イエス様”が【鞭打ちの刑】を受けた場所です) 【ヴィア・ドロローサ 1stステーション イエスが判決を受けた場所 から歩けます】https://www.google.com/maps/place/Via+Dolorosa,+Jerusalem/@31.7803752,35.2339135,3a,75y,252.1h,93.02t/data=!3m6!1e1!3m4!1sZmx1n7EMbBR7BYHGS_zGqw!2e0!7i13312!8i6656!4m13!1m7!3m6!1s0x150329c8a7744c17:0x48209106baad96b9!2sVia+Dolorosa,+Jerusalem!3b1!8m2!3d31.7800678!4d35.2320448!3m4!1s0x150329c8a7744c17:0x48209106baad96b9!8m2!3d31.7800678!4d35.2320448まっすぐ道なりに進むと、【エッケホモアーチ】(エッケホモ教会(「この人を見よ。というピラトの言葉)のアーチをくぐり、さらに進み、つきあたりを左に曲がる。さらに進むと、【ステーション3、4】(イエス様が最初に倒れた場所、マリヤがかけよった場所)に辿りつく。(^^)そこを通り過ぎ、さらに道なりに進みと、【ステーション5】(クレネ人シモンが十字架を担いだ場所)へ辿りつきます。【ドロローサ】の道は、ステーション5を右に曲がり、登り坂の狭い道を奥に進みます~。https://www.google.com/maps/place/Via+Dolorosa/@31.7803917,35.2340012,3a,75y,90h,90t/data=!3m8!1e1!3m6!1s-wxdQG6d00QY%2FWIEcPRi0G7I%2FAAAAAAAApJ0%2Fg8AKKPyEaVwABCkpKo89Yx6wuAhwOhrXwCLIB!2e4!3e11!6s%2F%2Flh5.googleusercontent.com%2F-wxdQG6d00QY%2FWIEcPRi0G7I%2FAAAAAAAApJ0%2Fg8AKKPyEaVwABCkpKo89Yx6wuAhwOhrXwCLIB%2Fw129-h106-k-no-pi-9.80555-ya18.500011-ro-0-fo100%2F!7i9728!8i4206!4m12!1m6!3m5!1s0x1502d7d634ea0083:0x69e91e50f2dd6fc5!2sVia+Dolorosa!8m2!3d31.7794146!4d35.2317119!3m4!1s0x1502d7d634ea0083:0x69e91e50f2dd6fc5!8m2!3d31.7794146!4d35.2317119 【ヴィア・ドロローサ ステーション3・4】(イエスがつまずき倒れ、母マリヤが駆け寄った場所】(イエス様が最初に倒れた所)(母マリヤがイエスに駆け寄った場所)https://www.google.com/maps/place/Via+Dolorosa/@31.7794146,35.2317119,3a,75y,90t/data=!3m8!1e1!3m6!1sAF1QipPMX_fHy3v1q9gBxFKF3RGHvtP1ayDlbc9smW8N!2e10!3e11!6shttps:%2F%2Flh5.googleusercontent.com%2Fp%2FAF1QipPMX_fHy3v1q9gBxFKF3RGHvtP1ayDlbc9smW8N%3Dw203-h100-k-no-pi0-ya303.5-ro-0-fo100!7i8704!8i4352!4m12!1m6!3m5!1s0x1502d7d634ea0083:0x69e91e50f2dd6fc5!2sVia+Dolorosa!8m2!3d31.7794146!4d35.2317119!3m4!1s0x1502d7d634ea0083:0x69e91e50f2dd6fc5!8m2!3d31.7794146!4d35.2317119【ヴィア・ドロローサ ステーション5】(クレネ人シモンがイエスの十字架を担った場所)【ドロローサ ステーション5 クレネのシモン】https://www.google.com/maps/place/Via+Dolorosa,+Jerusalem/@31.7800911,35.2321264,3a,75y,180h,108.94t/data=!3m8!1e1!3m6!1sAF1QipP2p_F-yYgBDkBol1pdfbdcIXe5U9mRCIElGKh4!2e10!3e11!6shttps:%2F%2Flh5.googleusercontent.com%2Fp%2FAF1QipP2p_F-yYgBDkBol1pdfbdcIXe5U9mRCIElGKh4%3Dw203-h100-k-no-pi-18.941883-ya359.5-ro-0-fo100!7i8704!8i4352!4m5!3m4!1s0x150329c8a7744c17:0x48209106baad96b9!8m2!3d31.7800678!4d35.2320448(^^)【ステーション5】で、【イエス・キリスト様】が、余りに衰弱が激しく、とても十字架を背負いきれない為、【クレネ人シモン】(通りがかりの旅のクレネ人】に”十字架”を背負わせます。 この様子から、【キリスト様】が、どれほど酷い【鞭打ち】にあったかが解り、まさしく”見せしめ”の為であった様子も伺えます。 さらに、【キリスト様】には、愚弄するような【いばらの冠】(本当の王では無く、この冠で十分だッ。・・と言うような)が被せられ 、【十字架】には【これはユダヤ人の王】と数カ国語で書かれていました。さて、【クレネ人シモン】とは、何者か?と言うと、実は彼は当時は単に通りがかりの旅人でした。【クレネ】の言うのは、”北アフリカの地中海岸”で、田舎の人でした。後に彼は、熱心な【キリスト教徒】となり、二人の息子【アレクサンデル】と【ルポス】は、【使徒パウロ】の手紙にも登場し、初代教会で活躍した人物となりました。【クレネのシモン】は、このみず知らずの【イエス様】の”十字架”を背負ってあげる内に、「この何も罪も無い素晴しい方が、このような目に会うとは・・」と、その御姿に感動したのでは無いでしょうか?・・これが彼が後に、熱心な”クリスチャン”となる動機となったと言われています。。゚( ゚இ‸இ゚+)゚。私達も、この【イエス・キリスト様】が歩かれた【ヴィア・ドロローサ】を歩いてみましょう。【イエス・キリスト様】が背負った【十字架】とは何であったのか?それは【私たちの罪】であった訳です。【イエス様】は、自らが”万民の罪”を背負って、この”悲しみの道”を歩かれました。それは、私達が、【イエス・キリスト様】の”罪の贖い”により、すべての【罪】が赦され、天の御国に行けるようになる為でした。【主イエス・キリスト様】が、どんなに深い愛を持って、この”十字架の道”を耐え偲ばれたかを思い、心から感謝しましょう。◎【ヴィア・ドロローサ ステーション6】(ヴェロニカがイエスの顔をお拭きした場所】(ステーション5から右折し、狭い登り坂の路地を進んだ途中にあります。)敬虔な婦人”ヴェロニカ”が、主の余りの姿に、駆け寄り、御顔をその服で拭った場所で、当時の様子では、これは大変な勇気のいる行為で、”ヴェロニカ”の愛と勇気のある行動は、記念されています。多くの人が”ローマ兵”や群衆を恐れて傍観する中、彼女だけは、命をかけて【イエス様】の御顔をお拭きになりました。素晴しい信仰と勇気です。【ステーション5を曲がった狭い坂道】https://www.google.com/maps/place/Via+Dolorosa,+Jerusalem/@31.7795877,35.2322699,3a,75y,270h,91.64t/data=!3m6!1e1!3m4!1sykDiieimCUOqXcUZEyFd8w!2e0!7i13312!8i6656!4m13!1m7!3m6!1s0x150329c8a7744c17:0x48209106baad96b9!2sVia+Dolorosa,+Jerusalem!3b1!8m2!3d31.7800678!4d35.2320448!3m4!1s0x150329c8a7744c17:0x48209106baad96b9!8m2!3d31.7800678!4d35.2320448https://www.google.com/maps/place/Via+Dolorosa,+Jerusalem/@31.7795827,35.2320722,3a,75y,89.24h,91.64t/data=!3m6!1e1!3m4!1sIyqPt-_xzthdDJROCYL3TA!2e0!7i13312!8i6656!4m13!1m7!3m6!1s0x150329c8a7744c17:0x48209106baad96b9!2sVia+Dolorosa,+Jerusalem!3b1!8m2!3d31.7800678!4d35.2320448!3m4!1s0x150329c8a7744c17:0x48209106baad96b9!8m2!3d31.7800678!4d35.2320448 ◎【ヴィア・ドロローサ ステーション7】(イエスが2度目に倒れた場所。当時は城壁外で、”裁きの門”があったと言う。グーグルが繋がってないのですが、場所的には”ステーション6”の先の道のつきあたりとなる場所)https://www.google.com/maps/place/6+Via+Dolorosa,+Jerusalem/@31.7793963,35.2308792,3a,90y,270h,90t/data=!3m6!1e1!3m4!1sNoR87mVw3OLktGZO5lWgoQ!2e0!7i13312!8i6656!4m5!3m4!1s0x150329cf4c0dd407:0x5a37eb3b4913924d!8m2!3d31.7793238!4d35.2309682 ここら辺は狭い登り坂となり、まさに【ゴルゴタの丘】へ上る、急な坂道を思わせ、ここで【キリスト様】が力尽きて、二度目に倒れられたのも想像できるそうです。(ToT) ◎【ヴィア・ドロローサ ステーション8】(イエス様が付き従う婦人達に語りかけた場所)https://www.google.com/maps/place/6+Via+Dolorosa,+Jerusalem/@31.7793117,35.2307567,3a,75y,265h,89.58t/data=!3m6!1e1!3m4!1se-9A_7mw3DjviEUPgTts0A!2e0!7i13312!8i6656!4m5!3m4!1s0x150329cf4c0dd407:0x5a37eb3b4913924d!8m2!3d31.7793238!4d35.2309682左方向に進み、画像では”サンタ”が置いてある向こう側になります。ここで、【イエス様】は、御婦人達に、「エルサレムの娘たち。わたしのために泣いてはいけない・・」と忠告され、後に【エルサレム崩壊】を預言されています。https://www.google.com/maps/place/6+Via+Dolorosa,+Jerusalem/@31.7791331,35.2301692,3a,90y,180h,92t/data=!3m6!1e1!3m4!1sDGlM4Wz1vvH2vk95WkbHQg!2e0!7i13312!8i6656!4m5!3m4!1s0x150329cf4c0dd407:0x5a37eb3b4913924d!8m2!3d31.7793238!4d35.2309682 ◎【ヴィア・ドロローサ ステーション9】(三度めにイエス様が倒れらえた場所ーここは”ゴルゴタの【聖墳墓教会】のすぐ傍で、【聖墳墓コプト教会】(聖ヘレナ教会の上にある)の入り口があります。【”8”の先のこの先を進みますが、グーグルは進めません】https://www.google.com/maps/place/6+Via+Dolorosa,+Jerusalem/@31.7792259,35.2298116,3a,75y,270h,92t/data=!3m6!1e1!3m4!1sj_L994LUH-S9CD-v4rVcqg!2e0!7i13312!8i6656!4m5!3m4!1s0x150329cf4c0dd407:0x5a37eb3b4913924d!8m2!3d31.7793238!4d35.2309682 この”ステーション9”の後は【聖墳墓教会】の中にあります。【イエス様】はついに「十字架」に架けられる事になるのです。。゚( ゚இ‸இ゚+)゚。【主イエス様】が、私たちへの【愛と救い】の為に、耐えられた【十字架への道・ドロローサ】!主の御愛の深さに感謝して祈りましょう。