夏になると毎年押入れから引っ張り出してくるタオルケット。





二十数年来のお気に入りです。



私が産まれた時にお祝いでいただいたものらしく、当然物心付いた時には一緒にいました。


名前は「こっこちゃん」（笑）　タオルケットのことを、そう呼んでいました。


幼少の私は、ミッフィーより、なぜかこっこちゃん（ニワトリ）が好きだったようです。






こんな風に色も褪せているし、穴も開いていますが、このクタクタ具合が肌に馴染んで気持ち良いんです。





あんまりクタクタだから、ふと、これが我が家にある私のもので一番古いものなんじゃないかと気づきました。



残念ながら代々伝わる家宝なんてものはありませんし、夫と結婚した時に持ち込んだものはそう多くはないはず。


私の年齢と同じだけ一緒に年月を過ごしたこの「こっこちゃん」が一番の古株のようです。



そう気づくと、ますます「こっこちゃん」を手放せず、こうなったらどこまで使い続けられるのか見届けたいです。



きっとおばあちゃんになっても側にはボロボロの「こっこちゃん」がありそう♪



一番古いものがタオルケットなんて、あんまり夢がないかもしれませんが、でも、どんなものであれ愛着を持って使い続けられる物があることに小さな幸せを感じます。



この「こっこちゃん」、この時期はソファの辺りにほわっと置いてあります。






インテリア的には全然おされじゃないですが、娘がお昼寝をする時や、エアコンがちょっと肌寒く感じる時にさっと掛けられて、とっても重宝しています。



素敵なガーゼケットなんていいなぁって思いますが、私の中では「こっこちゃん」に代わるものはなし（笑）




我が家のインテリアはまだまだ青い（？）感じですが、その中にクタクタのものがある空間も、何気に気に入っている、今日この頃なのでした。





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