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カテゴリ:キッチンのこと・もの
ティファールに別れを告げた頃、もうひとつ役目を終えた鍋がありました。 それが、こちらも3年使ったマーブルコートの玉子焼き器。 やっぱりテフロン加工と同じく、マーブルコートも使ううちに消耗してきて、1年ほど経った頃から買い替えについて検討するようになりました。 次の鍋はどうしよう・・って考えたとき、こんな風に2~3年ごとに使い捨ててしまうのは忍びなく、出来ればもう捨てなくて済むような鍋を選べたらいいなって思いました。 先に購入した鉄のフライパンが好調なので、玉子焼き器も鉄でいけるかな?と、調べ始めてすぐに目に留まったものがありました。 それが、「及源(おいげん)」の玉子焼き器。 条件はただひとつ。 「一体成型で持ち手まで鉄なこと。」 やっぱり一体成型の鍋は継ぎ目がなく手入れが楽であろうことと、見た目がシンプルなことからそれを条件にするようになりました。 でもね、実はこのただひとつの条件をクリアする玉子焼き器って、これしか見つけられなかったんです。(他にもあるかもしれないけど・・。) なので、玉子焼き器についてはほとんど悩むこともなく決まっていました。 初めての南部鉄器はやはり厚みがあり、最初はずっしり重たく感じました。 ちょっとぽってりしたフォルムが独特で、この持ち手のカーブも手にしっくり収まります。 以前のマーブルコートは良くある玉子焼き器のサイズだと思いますが、それと比べてちょっと小さいのも特徴です。 私はここで購入。最安値かな? 使いはじめは、油を多めに引いて野菜くずをしっかり炒めて馴染ませます。 そうして焼いた初めての玉子焼きは、もう最初からくっつかず、拍子抜けするくらいきれいに焼けました。 (2年ほど前に鉄の28cmのフライパンを購入した時は、最初なかなか上手く扱えなかったのもあって、今回もちょっと覚悟していたんです^^;) 鉄のフライパンに慣れたのもあったかもしれませんが、でもこの及源の玉子焼き器は油の馴染みも良くて、最初から全然くっつきそうもありませんでした。 そして、鉄の厚みがある分、かんかんに熱したら、もうその余熱だけで良いくらい。うっかりすると焦げちゃうくらい熱の伝わりが良いのです。 私の場合、玉子焼き器と言っても、焼くものの量が少なければこちらをフライパン代わりに使ってしまう事もあるのですが、その扱いやすさゆえマーブルコートの時よりも出番は急増、とっても重宝しています。 これは目玉焼きですが・・、くっつかずにつるっとはがれる感じが伝わりますでしょうか?(形が悪いのはスルーでお願いします^^;) この目玉焼きも、玉子焼き器をしっかり熱してから油を少量引いて、玉子を割り入れたらすぐに火を止めて、あとは余熱で焼いています。 フタをしなくてもほっとけば勝手に焼けているので、その間にパンを焼いて、スープをよそって・・と、ほとんど放置で出来上がるところが忙しい朝にはとっても助かるのです^^ これで、玉子焼き器についても悩むのはおしまい。今後買いかえることはよっぽどないと思います。(鉄の鍋が使えなくなるときってどんなときだろう・・。一生使えることを願って!) 鍋については、これとストウブに至るまで2年くらいずっと悩んでいました。 こうしてそれぞれ満足な鍋を迎えられたのはとっても嬉しいし、ちょっとした達成感もあるのですが、もう悩む必要もなくなるとそれはそれで寂しい気持ちです^^; 考えている時間も楽しかったんですよねぇ。 これからは、おいしい料理を作るにはどうしたら良いかを悩もう! 鍋に頼るばかりでなく、料理の腕に満足できるようにがんばりたいと思います☆ にほんブログ村 ←押していただけると嬉しいです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.19 23:04:26
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