カテゴリ:今日のつぶやき
いや~心底驚いた。この首相、この政権は、もはや政権の体をなしていない。末期症状としか言いようがない。
恥知らずのひと言。世も末である。 けさの読売新聞や日本経済新聞、時事通信などが伝えたところによると、菅首相は自民党の谷垣禎一総裁に、こともあろうに渦中・焦点の「原発問題担当大臣」で入閣要請をしたという。 谷垣氏は即座に拒否したという。あまりにも当然のことであろう。 もはや民主党内には有能な人材がなく、事態の収拾が手に負えず、匙を投げ白旗を挙げたということである。 しかも、経済・復興関連の担当ならともかく、世界が注目する喫緊の重大な問題である福島第1原子力発電所の問題を野党に押し付けようとする右往左往のオタオタぶり。 もし手を借りるのなら、まずは党内反主流派から岩手の小沢一郎氏、はたまた主流派の重鎮である福島・会津の渡部恒三氏を、最後のご奉公として三顧の礼を尽くして迎え入れるのが先決ではないのか。 2ちゃんねるまとめサイトに、こんな書き込みがあって笑えた。 防災担当、節電担当、ボランティア担当、復興担当 → 与党用ポスト 震災対策担当、原発問題担当 → 野党用ポスト なお、「危機管理無い閣」ってのも笑えた。 ・・・笑えないが、笑えた 鋭い見立てである。全くこの通りではないか。 手柄になりそうなところは民主党、ヤバそうなところは自民党に押し付ける、見え透いた底意である。 こんなフザケタ虫のいい話に、いったい誰が乗れるんだ? ・・・小賢しいというか、アタマおかしいというか、パニクってるというか。 小心者の菅氏、ついに男ヒステリーの発作が脳に来たらしい。 一方、共同通信によれば、そもそも谷垣総裁は19日、菅政権からの入閣要請を受けておらず、あっても要請に応じる考えはないとの認識を示したということだ。 これをまあ斟酌すれば、この「打診」はおそらく事実だったのだろうが、それほど大慌てで、及び腰、かつ不明瞭な形で行われたということだろう。 われわれ国民は、情けなさすぎて、生ぬる~い失笑の薄笑いをするしかあるまい 首相、谷垣氏に入閣要請・・・大連立と同じと拒否 【読売新聞 19日付朝刊1面】 菅首相(民主党代表)が東日本巨大地震と東京電力福島第一原子力発電所での事故を受け、自民党の谷垣総裁に原発問題担当相としての入閣を要請していたことが18日、明らかになった。 谷垣氏側は拒否した。 これに関連し、民主党の岡田幹事長は同日、国会内で開いた「各党・政府震災対策合同会議」で、閣僚の3人増員を柱とする内閣法改正を提案した。3ポストは原発問題担当と復興担当、被災者支援担当が念頭にあるとみられ、野党側も大半は増員には賛成する方向だ。 谷垣氏への入閣要請は、首相周辺から関係者を通じて自民党幹部に伝えられた。谷垣氏側は「入閣は大連立と同じで、責任の所在が不明確になるだけだ」として拒否した。 これを受け、首相は与党から新ポストへの起用を目指す意向だ。仙谷由人官房副長官や国民新党の亀井代表らの名前が取りざたされている。 岡田氏は合同会議で、副大臣、政務官、首相補佐官を増やすことも提案した。 [3月19日 03時06分 読売新聞配信] 自民・谷垣総裁、入閣要請を否定 「震災で協力惜しまない」 【共同通信 19日】 自民党の谷垣総裁は19日午前、東日本大震災を受け政府、民主党が提案している野党も含めた閣僚増員をめぐり現段階で、菅政権から自民党への入閣要請はないと明言した。また今後、要請があった場合も拒否する考えを示した。 谷垣氏は党本部で記者団に「全くそういう事実はない。(応じることは)一切考えていない」と述べた。 同時に「震災対策と原発事故対応での協力は惜しまない」と強調した。 自民党の小坂参院幹事長もテレビ番組で「知恵を出すことにちゅうちょしないが、責任の所在を明確にしないといけない」と否定的な見解を示した。 [共同通信 3月19日 11:50] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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