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テーマ:空手道(655)
カテゴリ:LA柔術&空手修行日記☆
今日、道場から家に帰る途中、
道のど真ん中で止まって動かない車があった。 その道路はかなり交通量も多く、 車はフリーウェイに乗るために左折するのを 待っている状態のまま止まっていた。 故障かと思い、横を通り過ぎたけど、 運転手が上を向いて目を閉じているような 姿がチラッと見えたような気がした。 え?!まじで?! 確かにおかしい。 故障ならすぐ運転手も車から降りるだろうし。 でも、その気配は無い。 左折も出来る状態なのに車は走り出さない・・・。 おかしい。 「ど~しよう。。。」と一瞬考えたけど やはり引き返すことに。 引き返すと、やはり運転手は意識が無い様子。 上を向いて目を閉じたまま動かない。 内心「脳梗塞か、心臓麻痺か・・・ 呼吸がなかったら・・・ 脈がなかったら心臓マッサージは 1分に何回やるんだっけな~・・・」 かなりあせった。 一応、普通救命士の資格は持ってるけど いざとなるとやっぱ分からなくなる・・・。 既に車が一台止まっていて救急車を呼んだ様子。 しかし、意識の無い運転手には誰もまだ 近づいていない。 走って車に近づきドアを開ける。 (ロックかかってなくてよかった・・・。) 肩をたたいて反応を見る。 すると運転手、気がついた様子。 「Are you OK?? What's your name??」 話しかける。 運転手、意識はもうろうとして、焦点がまるで合わない。 ん???酒臭い!!!!! 酔っ払ってる!!!! とりあえず車のエンジンを切り、 シートベルトをはずす。 その後も色々質問をしながら様子を伺う。 目の焦点は一向に正常になる様子は無く 名前は言えるがそのほかの事は曖昧で 何が何だか分からないようだった。 「Don't move. You'll be OK」 と言いながら警察が来るのを待つ。 パトカーのサイレンが聞こえるとちょっと 焦り、車から降りようとする運転手。 (そんなとこだけ反応するな!!!) そのまま警察に引き渡して帰ったが、 何ともいえない怒りがこみ上げた。 あんな状態で運転するなんて信じられない。 しかもフリーウェイに乗ろうとしていた。 自分で壁かどっかにぶつかって怪我するなら まだしも、もし他人の車に突っ込んで 怪我をさせたり、最悪の場合相手を死なせてしまったら どうするつもりだろうか。 ああいう運転手のおかげでどれだけ 他人が迷惑していることだろうか。 あの運転手のことを、私を含めてどれだけの 人が心配しただろうか。 まあ、死に至るようなことではなくて よかったのかもしれないけど・・・。 今回のことで、つくづく酒を飲んで運転することの 危険性を感じた。 アメリカでは、飲酒運転でつかまると そのまま刑務所に直行です。 ものすごい罰金と道路掃除などのボランティアを かなりの期間させられる。 それでいい。 日本でも、最近はかなり厳しく取り締まっている ようだけど、飲酒でつかまるのは自業自得。 つかまって「ちょっとしか飲んでないのに!!」と 思う人は、そりゃ~大勢いるだろうけど、 もしその人が、赤の他人に怪我をさせてしまったら・・・ 命を奪ってしまったら・・・。 怖い。 せめて、この日記を読んでくださっている人に 伝えたかった。 飲んだときは、乗らないでください・・・。 あんなに心配させられて疲れたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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