|
カテゴリ:バンコクでの生活・自選アーカイブス
ここの国の人のすることで気に入らないことや日本と違う・・・と感じることは
いろいろあるが、 その1つに「職域に子供を連れてくる」ということがある。 リンクしている方の日記でも、アヤさんが病気の子供を連れてきたとか 運転手が子供連れて出勤してきた・・・とか、時々出てくるが アヤだ、運転手だという、内々で雇っている人なら、ちょっと大目に見て~ という感じで連れて来ちゃうというのはなんとなくわかる。 だが、私が遭遇したのは女医さんだった。 これはかなり前の話なので、事実を書いても特定できない、いわば「時効」になっている話なので書くことにしよう。 私は数年前にスクムビットで一番豪華な某病院で、ある検査を受けた。 その検査は1時間半にもおよび、かなり苦痛を伴う検査だった。 検査担当医は主治医とは別の人で、中国系の女医さん。 色白、真ん中分けボブ。眼鏡をかけて神経質そうな感じの人。 タイ語で質問し、それを通訳が訳したのだったが、やたら威張っていて、 なんかイライラした感じが伝わってきた。 私もある程度、タイ語はわかるので・・・。 通訳に質問されることも多く、答えながら検査を受けていた。 痛く、苦痛を伴う検査で、長く時間もかかったので、ぐったり。 ふと我に返って、検査室の片隅を見ると小6~中2くらいのタイ人の男の子が 座っている。 検査室は日本と比べて、大体どの部屋も大きいので、いつその子が入ってきたのかもわからなかった。 その子も次にこの検査を受けるのか・・・?と思った。 私は検査着を着ていて、もろ肌脱いでいたわけではない。 けれども「痛い、痛い・・・。」と言っているところを、子供とはいえ、 他人に見られたくない。 あの子を外に出せ・・・と言いたかった。 女医さんはずっと、つっけんどんな感じのものの言い方で感じが悪い。 パソコンのキーボードの打ち方までが、やたらバンバンと苛ついているように 聞こえた。 「これで、検査は終わりました。」と通訳。 椅子にかけていた男の子が「お母さん!」と女医さんのほうに寄る。 女医さんが「あと、30分ぐらいで済むから待っててちょうだい。 ご飯食べに行こうね~。」などと急に甘い声で答えた。 それくらいのタイ語は私にわかった。 通訳が出て行ってしまったので自分で 「結果は今日、わかるんでしょうか?また聞きに来るのでしょうか?」と聞いたら 「30分ぐらいで終わる。●●先生のほうにデータ送る。」とつっけんどん。 これだけなら、「何よ、この医者!」と思う程度で何年も覚えていないのだけれど この検査のデータが間違いだったのだ! 結果、病気を見落としされ、たいへんな目に遭った。 「時効」と書いたけど、私の心の中では「時効」じゃない。 こんな女医の言うことを信用した自分がバカだったと今でも思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[バンコクでの生活・自選アーカイブス] カテゴリの最新記事
|