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スラムの問題
Q 産業革命後の都市の最も大きな問題点は? A 下層労働者階級の劣悪な環境のスラム 産業革命後に農村から都市に人口が流入し、劣悪な環境のスラム(極貧層が住む過密化した地区)があちこちに形成されました。 ・街路のあいだにはさまった狭い囲い地へは、家と家とのあいだに隠された道を通って入っていく。窓ガラスはほとんどが割れ、扉はがたがたで古板を打ちつけてあるかあるいはまったく付けていない。汚物と塵埃の山があたり一面にあり、ドアの前にぶちまけられた汚い液体は集まって水たまりとなり、ひどい悪臭を放っている。最低賃金の労働者、泥棒、詐欺師、売春の犠牲者が入り混じって住んでいる。などとF.エンゲルスは、ロンドン・セントジャイルズのスラムを描写している(*)。 (*)ロンドンデザイン美術館、鈴木博之監修「ブリティッシュ・スタイル170年-理想都市の肖像にみるイギリスのインテリア、建築、都市計画展 British Style 170 years through the view of Ideal City」西武美術館、1987、p16 ゼロからはじめるシリーズの17冊目、近代建築入門が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。 南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」 イラストで読む建築史! 建築基準法の法令集の読み方を、わかりやすく学べます。第5版をお求めください。 建築法規スーパー解読術 新訂第5版 修正追加部分 建築法規の入門はこれで↓ 改訂第3版をお求めください。 1級建築士試験の用語、公式などを一気に覚えられます。新訂版をお求めください。 木造入門の決定版!改訂第2版をお求めください ミカオ建築館ではユーチューブ動画と書籍を検索しやすくまとめてます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.04.11 12:01:20
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