2010年 アメリカ
監督:ダーレン・アロノフスキー
キャスト: ナタリー・ポートマン、 ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダー
ネタバレです。
期待しすぎたせいか、あんまり・・・でした。
お話としては面白いのだけど、なんでかな。
画面が横長すぎて、Nポートマンがどうも美しく見えなかった。
映画館でみたら違ったかも。
オスカーは主演女優賞のみ。
作品賞も監督賞もノミネートとまりだってね、ふんふん(← 何様)
白鳥なら完璧。
でも、黒鳥にはダメだしをされるバレリーナのニナ(N.ポートマン)。
ニナのママ(B.ハーシー)は画家を挫折した過去があり、娘の成功に夢を賭けている・・・って、よくある話かな。
ニナはママからのプレッシャーから、肩を掻くクセがある。
露出の高いバレリーナとしてはダメだよね。
ママはニナの服を脱がせ、掻き傷を確認し、ニナのツメを切る。
異常な過干渉が息苦しい。
お誕生日ケーキの場面もエグい。
バレエ団のルロイ(V.カッスル)は、ニナに黒鳥の官能さを要求する。
いやいや、ルロイ。
良くみてよ。
ニナちゃんは、ぬいぐるみだらけのスイーツなお部屋から、ピンクのコート着て来るコだよ。
無理!!!
そんな私のツッコミを無視して、話はどんどん進むのだ。
演じるためなら、なんでもやる。
一途さ、ピュアさ。
あーーん、だから、ニナちゃんは白鳥限定なんだって。
お気楽でなんでもアリの、サンフランシスコからきたリリー(M.クニス)。
余裕でエロスを振りまく。
ニナ、アセる。
プリマドンナには年齢という残酷な限界もある。
ニーナ、不安。
W.ライダー、こんなところで大活躍(涙)
結末は、残酷なハッピーエンドなんだよね。
自分のジャマをするのは自分。
だったら、そんな自分を消して、オデットとオディールを演じるには狂うか死ぬかしかないもの。
いやー、「SWAN LAKE」。
踊る人は、想像以上に大変なのね。