2011年 アメリカ
監督:アンドリュー・ニコル
キャスト:アマンダ・セイブライト、ジャスティン・ティンバーレイク、キリアン・マーフィー
ネタバレ
「ガタカ」「ロード・オブ・ウォー」のアンドリュー・ニコル監督とキリアン・マーフィー。
期待以上に面白かった!!!!
思い返しても、いろんな場面が好き。
近未来の映像も、今に跳ね返ってくる話の展開も。
特にアメリカで問われている超富裕層への富の集中。
ウォール街勝者への「恥知らず」批判。
でも、リッチ層の一部からは「TAX ME!」の声が上がっていたり、MBAから社会起業へ進む人が増えているらしかったり・・・。
「Winner takes all」の限界を描いた映画に見えました。
限界といえば、不老不死も。
25歳から先。
スラム層は、日銭ならぬその日ぐらしのための「時間」を稼ぐことに追われ、富裕層は有り余る「暇」を持て余す。
レミゼ的には「1日の終わりに」そのまんま。
笑うに笑えなかったなぁ。
別荘の海で、左腕の時計が光るウィルとシルビア。
幻想的な場面でした。
キリアン・マーフィーは、まさにジャベール的。
「ロードオブウォー」でも、そんな設定があったような。
監督はそういうのが好きなんかしら。
無機質なんだけど、這いあがってきた人のせつなさ。
アンドリュー・ニコル監督。
私的にはすごくツボだなぁ。
これからも観てみよう。