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テーマ:映画館で観た映画(8380)
カテゴリ:映画
2014年 フランス・アメリカ・ベルギー・イタリア
監督: オリヴィエ・ダアン キャスト: ニコール・キッドマン、ティム・ロス、フランク・ランジェラ、パス・ベガ エリザベート、皇女和宮、マリー・アントワネット・・・ アウェーで戦うプリンセスのお話は、いつも人気。 華やかなハリウッドを離れ、モナコのプリンセスになったグレース ・ケリー。 3人の子供に恵まれるものの、国は存亡の危機。 夫であるレーニエとも微妙な空気で、社交界でもやや浮いた感じ。 そんなところに、ヒッチコックからスクリーン復帰の声がかかる。 夫は『やりたいならやれば。でも、全ての責任は自分はとって』と。 さあ、どうする? もちろん、グレースはスクリーン復帰しない。 モナコのプリンセスである、プリンセスになる、というのはどういうことなのか。 『ありのままの自分』などから離れ、大義に自分をコミットすること。 その重さを考えさせられました。 レーニエとグレースを支える神父様のお言葉が深く、ありがたく、すてきでした グレース・ケリーも、両親とは複雑な関係だったとか。 もし、家族円満であれば、『実家に帰らせて頂きます』という選択もあったかも。 とにかく、このモナコで居場所を作ろうと、また、事態の解決を図ろうと努力するグレース。 ニコキのグレース?と思ったけど、頑張るグレースの場面は彼女にぴったりと思いました。 次から次に出てくる衣装も美しい。 (以下ネタバレ) 最後の演説は、内容としてはやや凡庸で、おとぎ話のようにきれいごと。 でも、美しいグレースが語ると、妙に説得されてしまうのだ。 美は危機をも救う。うんうん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.01 23:27:02
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